まちのえんがわ は「生野区持続可能なまちづくり活動支援事業」に認定されました。

本の紹介「家のきおく」と「日本の手道具」

くうねるところにすむところ
子どもたちに伝えたい家の本

松岡正剛(編集工学研究所所長)
「ひょっとすると、このシリーズは日本の建築の現状の本当の姿をあらわすものになるのかもしれない。そうだとしたら、子供たちに読ませる前に、大人たちこそこっそり競い合って読むとよい。」

02「家のきおく」 著者:みかんぐみ (建築家)

著者あとがき より・・・・
自分が生活する場所のことを考えるのは楽しいことです。
それは、決して難しいことではありません。にもかかわらず、その楽しいことを
実際にしている人は、それほど多くないように思います。なぜでしょうか。
そういうことを考えることに慣れていない人にとっては、なんだか面倒くさい、
どうでもいいことのように感じられているのかもしれません。
子供の頃から、自分が生活する場所について考えることに
慣れ親しんでいれば、面倒くさいなんて思わないどろうし、
どうでもいいなんて考えないはずです。
いつも、この楽しさを多くの人たちと共有したいと思っているし、
そうなってくれれば、街並みまでもがもっと楽しいものになるにちがいありません。
かねてから、そんなふうに思っていたので、この「子供たちに伝えたい家の本」
シリーズの企画を聞いたときには、その壮大さに驚くとともに、企画の趣旨に
共感しました。何よりも、参加できることが大きなよろこびです。
・・・・・・・
新品:1680円


「日本の手道具」 秋岡芳夫著

失われていくひとつの文化

昔の日本の道具には個別性があった。
職人がいなくなる時、道具がひとつまたひとつ消えていく。
作り手と使い手を同時に失って。
古本:2835円

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