ちょっと外にいるだけで、汗が流れる、暑っ暑っの日々。なぜか、庭の常緑樹の楠木が、ものすごく大量に落葉し、ウミヒラさんに見てもらうと、古い葉っぱが、一斉に落ち、新芽に変わる、何年かに一度のタイミングらしい。世の中も、木村工務店も、そんな時期なのか…。
一ヶ月半程前の6月中頃に参加したスイス・フランス建築視察旅行の報告会のような飲み会を開いたのが、今週の火曜日7月30日夜の出来事。フェースブックで、そんな事をシエアーしてみた。8月1日は、地元清見原神社のお祭りがあって、大友の地車が、会社の前で、停止し、その地車の引き手には、うちの山本塗装のヤマモトさんが、カッコエエ半被姿で挨拶してくれて、皆で、一緒に、大阪締めで、祝ったのが、暑さも吹っ飛ぶ、とっても気持ちの良い、夏の想い出になった。
そうそう、本日は、住宅相談会があった日曜日で、午前中のAさんは、女性で、祖父の鉄工所跡の建物をリノベーションして、米パンを作って販売するお店を開業したいということでお見えになった。そういえば、日曜日の朝に、自転車で、富田林の丘の上にある、米パンのお店、米夢に、モーニングを食べに行くことがあって、最近、麦アレルギーのひとが、多いらしいが、車でしか行けない、辺鄙な場所だけど、人気がある。植物を育てるサンルームをリノベーションした喫茶室は、丘の上の眺望も良く、なによりも、バラック的な素朴さが良いのだろう。そんな話をしながら、液晶テレビに映し出された、グーグルのストリートビューで敷地を眺め、鉄工所のバラック的な良さを活かし、隣接する公園の眺望を取り込む開口部を新設し…。なんていう、アイデアを、コミュニケーションしながら、現地調査の日程を決めた。
午後からのお見えになったBさんご夫妻は、以前に、大きな民家の、1階部分の、LDKと寝室をリフォーム工事させて頂いたが、その当時、まだ、小さかったお子さん達が、成長し、個室が必要になってきて、リフォームの時には、そのままだった2階部分を、今回、子供部屋を3つ、書斎のようなご主人の部屋を一つ、納戸とお便所を、新設しようと、計画中で、土壁の家なので、窓を新設したりするのは、コストパフォーマンスが悪く、なるべくそのまま利用する計画だが、それゆえに、中途半端な部屋割りの計画になっていた。
1階をリフォームした当時と比べて、BIMといわれる、3D画像を使って、リフォーム後の雰囲気を、共有出来るようになったのが、ちょっとした木村工務店の進化で、その中途半端な、部屋の大きさと窓の位置関係を3D画像で見てもらうと、やはり、なんとなく、納得がいかないご様子で、どの子供部屋も、同じような大きさの窓があり、不公平感がない部屋になって欲しいという、ご両親の思いが伝わってきた。それで、ご夫妻と、設計のタナカくんと、ワタシで、あれやこれやと、コミュニケーションしながら、間取りを、いじくっているうちに、お互いに、あっ、これぇ、エエね!なんていうプランが生まれて、そんなのが、嬉しい瞬間でもある。
帰りがけに、会社の前にある、うちのリフォームした家に立ち寄つて頂いて、ダイニングのテーブルに腰掛けながら、当時のリフォームの話も含めて、あれやこれやと、会話できたのが、心地良い時間でもあった。
午後からのCさんご夫妻は、奥さんの実家がある、生野区で、予算3000万円ちょっとで、新築をご希望で、最近、生野区でも、土地の値段は、上昇気味なので、1000万円ちょっとの土地と2000万円の新築で、購入できる土地をみつける事は、かなり難易度が高いといえる状況で、それに、平屋をご希望だとお聞きして、確かに、最近、平屋をご希望される方が、増えてきたが、購入出来る土地の大きさと建坪率の状況によっては、子供部屋だけが2階にあり、LDKと寝室と洗面浴室は1階にある、一部2階建てというのを、考慮に入れても良いのではないか…なんていうコミュニケーションになった。
そんな話をしながら、液晶大画面で、SUMOの土地情報から、生野区のある地域の情報をピックアップし、それを、グーグルのストリートビューで眺め、この土地にどんな建築ができるのか、あれやこれやと、シュミュレーションして、土地と建物と予算のバランスをどのようにとり、それに伴う、車やライフスタイルがどのようになっていくのか、皆で一緒に考えるのが、楽しい時間でもある。
住宅相談会が終わって、スーパー銭湯にある、ジムで、自転車とランニングを小一時間ほどして、お風呂で寛いだ。最近、暑っ過ぎるので、クーラーの効いたジムで、体を動かし、その後、お風呂とサウナと水風呂をさっと入って体をほぐす心地良さを知って、この夏は、こんな方法で、運動不足を解消してみようかとおもう…。