さまざまな出来事が重なる日。

政府が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために自粛を求めてきた、都道府県境をまたぐ移動が、6月19日から全面解除されて、この20日と21日の土日に、小学校の同級生5人と、しまなみ海道の生口島の輪空で宿泊し、自転車で島巡りをしてきた。

今年はじめ、まだ、コロナが騒がれていない頃、ゴールデンウィークに、宿泊予定を申し込んだが、生憎の満室だった。なので、3月中頃、皆と、あーだこーだと折り合い付けて、この梅雨真っ只中の6月20土曜日を宿泊日に設定した。偶然にも、宿泊前日にコロナ移動が解除され、GWであれば、もちろん移動も宿泊もできない状況だったので、なんとなく、ラッキーが転がり込んだ感じなうえ、けっこう激しい雨が降り続いた一週間だったのに、この土日だけは梅雨の晴れ間になって、日頃の行いがエエからだぁ。というお決まりのコトバの掛け合いで鼓舞しあいながら、ちょっとした幸運を喜び合った。

そうそう、このブログにも書いたが、1ヶ月前、自転車がダメージを受け、乗れない状況になってしまったので、古い自転車を持ち出し、参加する予定にしていたところ、ベックオンという自転車屋さんと、ウィリエールのキタムラくんが、自転車の納期と部品選定までサポートしてくれて、20日出発前の19日の午後8時にニューバイクが完成するという、とってもギリギリな状況で、これをラッキー続きと呼ぶのかどうか。そもそも、自転車が損傷しないように丁寧に取り扱い、以前の自転車がそのまま乗れているのが本筋であるものの、世の中の流れとワタシの流れが、19日に同じ転換点を迎えたのが、超個人的なオモロイ現象だった。

宿も、ワタシたちがコロナ自粛後、最初のお客さんで、宿の主人も女将もともに、じわじわとした喜ろこびを、お互いに分かち合いながら、なんでもないフツウの歓談と海の幸が、心に沁みる夜になった。

その偶然性の連続は、もうひとつあって、最近、しまなみ海道の大三島に移住した写真家のノモトヒロヒトさんが、フェースブック上に、その様子を投稿していた。木村家本舗というイベントでお付き合いが始まったので、この機会に訪問できればとも考えていたが、仲間がどこを走るかチョイスする都合もあるので、特別に、お伺いする準備も連絡もしていなかった。ところが、同級生のマツバラくんがチョイスしたコースが、生口島の宿から、大三島を経由して、伯方島の開き山をヒルクライムし、島をぐるっとまわって、美味しいもんでも食べて帰ろうというコースだった。

先頭を自転車で引いてくれる宿の主人イチムラさんと、走りながら、大三島に移住した友人の話をすると、伯方島からの帰りに、大三島をぐるっと周回する、ちょとしんどいコースを強引に組み込んで、そのノモトさんの移住した家まで、自転車で力強く引いてくれた。そのお陰でノモト親子3人と再会することになった。ほんとに突然な訪問に驚き喜んでくれた姿と、家の真ん前に海と島々が箱庭のようにあって、それを眺めながら、振る舞ってくれた、みかんジュースの味が、皆の心に残った。

で、終わるはずが、その数分後、ワークショップや造園でお世話になっているイエタニさんが、サーブに乗って、大阪から四国経由で、ノモト家にやってきた。お互い驚きの笑顔。移住した家と海と青空と海風とミカンジュースと自転車とサーブとノモト家族とイエタニさんと輪空のオヤジと同級生軍団とワタシが、こんな大三島の外れのこの場所に、いま集まっている、奇跡のような組み合わせが、とっても不思議だった。

今日の21日日曜日は、夏至と大安と新月で部分日食と父の日が重なるラッキーな日なのだとか。家に帰り着くまで知らなかったが、さまざまな出来事が重なる転換点のような日を、こうして振り返ると、不思議だし、出会った人々とその出来事に、感謝の気分さえ込み上げてくる。

↓ ノモトヒロヒト氏撮影

「転写」なのだ。

雨がしとしと降る日曜日。コロナで中止していた、包丁研ぎワークショップを開催することになった。とっても久しぶりの「まちのえんがわ」ワークショップになって、3密を考え、2部制で開催するコトになったが、ま、それゆえに、ゆったりとした気分のワークショップだった。生野区在住の「研ぎ屋むらかみ」という超マニアックな研ぎ師村上さんが居て、「生野ものづくり百景」を担当する行政のタケダさんの紹介で、ムラカミさんと遭遇することになったが、世の中には、いろいろなコダワリをもった職人さんがいるのだと驚いた。

「砥石」という刃物を研ぐ石があって、大工の世界では、「刃物貸しても砥石は貸すな」といわれるぐらい、砥石が大切だと教えられた。砥石には、その大工特有の癖がつくのだ。なので、木村工務店の大工職人の研場(とぎば)では、大工の砥石に触れることはない。というか、触れるときは、とっても気を使う。4時間かけて、研ぎのレクチャーから、初歩的研ぎ方まで、みっちり教わるワークショップなのだが、なによりも、このムラカミさんのワークショップで、とっても気になったフレーズがあった。

「砥石の性能が、研ぐことによって、刃物に転写され、その刃物の性能が、刃物で食材を切ることによって、食材の味に、転写されるのだ」という。カッコエエコトバだ!

ただよくあるコトバの魔術師でなく、それぞれの研いだ刃先を電子顕微鏡を使ってパソコン画面で見て、科学的な解説をしてくれる。ワタシは、建築家の秋山東一さんの影響で、オピネルNO12を持ち込んだ。オピネルはNo7あたりがエエのだろうが、研ぐことを考えると、短いより長い方が易しいので、No12を購入した。もちろん、ムラカミさん超厳選の人造砥石も購入し、研ぎ方を学んだ。刃先の「返り」や、研ぎ足らない刃先の指摘を、ムラカミさんの指先だけでなく、電子顕微鏡の画面映像で指摘されるものだから、素直に頑張るワタシなのだった。

 
  

もうひとつ、オモシロイ実験があって、ムラカミさんの個別指導の元、自分が研いだ刃物で、トマトやキュウリやニンジンやナスを切って、その以前の切れ味との違いを体感し、参加者の誰もが喜ぶのだけれど、ムラカミさんが、食材の味が、刃物によって変化するのだ!という実験をしてくれた。ハガネの和包丁を天然砥石で研いで切ったトマトとニンジン。ステンレス刃物を天然砥石で研いで切ったトマトとニンジン。ステンレス刃物を人造砥石で研いで切ったトマトとニンジン。

それぞれが、微妙に味が違うのだ。ステンレス刃物と人造砥石の組み合わせは、なぜか、味が薄まるような感じがし、天然砥石のハガネとステンレスの差は微妙だが、甘みを感じる。ま、ブラインドですると、あの一流か二流かのテレビ番組のように、エエ加減な味覚の識別になってしまうのだろうが、でも、なんとなく違うのだ。そういえば、コロナステイホームウィークで、ステンレスのダッジオーブンを使って、ローストビーフを作ったが、なんか、微妙な味で、今回の体験を踏まえ、やっぱり鉄のダッジオーブンの方がエエとおもえてきた。なんだかステンレスは味が薄まるのだな…..。

コロナ影響を考慮し、主催者側の私たちは、それなりに気を使うワークショップだったが、そんななか、さまざまな配慮をしながら開催してくれた、研ぎ師ムラカミさんの、超マニアック度に、感謝したい。

 

さてさて、今週、八ヶ岳で、木製サッシュを製造する、アイランドプロファイルの工場と別荘にお邪魔した。アイランドプロファイルの石原社長と建築家の秋山東一さんと、3日間、八ヶ岳で過ごした。きっとワタシに、アイランドプロファイルの高性能な木製サッシュが、特にその金物の素晴らしさが、「転写」されたのだ。工場の機械も凄かった。


それと、秋山東一さん設計のBeハウスという木造の構造システムと、その構造を使って、永田昌民さんが設計した空間と、その設計図をもとに、もとアイランドプロファイルの社長自らがセルフビルドした、アイランドプロファイルのサッシュのショールームを兼ねた別荘住宅で、飲んだり食べたり会話をして過ごした3日間で、おそらく、ワタシに、その建築的エッセンスの何かが「転写」されたのだとおもう。この場をかりて秋山さんと石原さんにお世話になった3日間のお礼を申し上げたい。

 

研ぎ師ムラカミさん曰く。刃物は、毎週とか、少なくとも月一度とか研いだ方が、エエですよ。だって、今回、それぞれの刃物を直すのに1~2時間掛かったじゃないですか。毎週とか月一なら、ほんの数分研ぐだけで、切れ味もその食材の味も良くなるのですから!っという。なるほど。確かに。

「転写」は表面的な現象で、それが、伝統やDNAにまでなるには、永続的な繰り返しが必要なんだろう。あの八ヶ岳で「転写」された、建築的なサムシングエルスが、ワタシや木村工務店に根付くには、エエ砥石で、そこそこの短い間隔で研磨続ける。そんな鍛錬のようなワークスタイルが必要なんだろうな…..。

ニューノーマルって。

なんとなく、通常の打ち合わせが増えてきた。この2ヶ月ほど、住宅建材メーカーの営業担当のひとたちが、まったく来なくなっていたが、最近、ちらほら、営業にやってくるようになった。皆がマスクと手洗いスタイルなのが、ニューノーマルっていういうやつなのか。そのマスクが、夏が近づくに連れて、蒸れて、ちょっと不快。

毎朝7時に、うちの大工さんや手伝いさんと顔を合わせて、おはよう!と挨拶するんだけど、なにげに手洗いとマスクの励行の話をしたら、これからの時期マスクしていると熱中症になりやすいらしいで。とマッチャンがいいだして、そしたら、ドウニシさんが、ナカちゃんは高~いお金だして、夏用のマスク買ったみたいやで、ほら、それやそれぇ!っと、皆ではやし立てて微笑む朝のひとときだった。

調べてみると、夏用のマスクっていろいろあるらしい。ユニクロも参入するのだそうだ。新しいニーズをみつけて、素早く生産する、柳井さんていう商売人は凄いね。冷感素材をマスクに活用すらしい。無印良品も夏マスクを販売するみたい。そうそう夏にランニングや自転車に乗る時のマスクは辛い。マスク回りのこんな汗のかき方を経験するのって、誰もが初体験だとおもうけど、ちょっと新鮮な感覚でもある。だからこそ、新しいニーズとビジネスがうまれるのだろう。

夏用ネックウオーマー型マスクっていうのがあるっと知った。日焼け止めと熱中症対策と飛沫防止用として活用できるのだとか。これなら職人さんにも良さそう。これからの夏の職人スタイルが、空調服を来て、首と口と鼻に夏用ネックウォーマー型マスクをしている職人さんが働く建築現場が、ニューノーマルになるのか。どうかな。ちょっとアンドロイドが現場で働いている感じ。それより、こうなってくると、いまだ到着しないアベノマスクは、神棚に飾って、政府から送られてきた、コロナ避け安全祈願のお札として、その役割はしっかり担って欲しいね。

そういえば、今週土曜日、八尾で、木造2階建ての上棟式があった。午前中にお施主さんのご主人がひとりだけ参加され、外壁のモイスも、室内の断熱材や気密シートも完成している状況だが、部屋うちに、御幣というお札と洗い米とお塩と御神酒を飾って、二礼二拍手一礼で上棟の無事を祈願し、建物の4角に洗い米とお塩と御神酒を3回ずつ撒いて、無事竣工を祈った。奥さまと子供さんは、奥さんのご実家にコロナ避難しているらしい。いまの時期、当然、祝宴もないが、10分間ほどの儀式。これはこれでケジメになって良い感じ。

かつては、木造の構造材の棟を上げた直後に、棟木に棟札をくくりつけ、1階の土間で、祈願し、乾杯し、祝宴を催したものだが、最近は、上棟直後に、ブルーシートで構造材を建物ごと雨養生をするのが、ニューノーマルになってきた。お施主さんの休みも考慮すると、棟上げ直後に、上棟式を催せる機会がどんどん少なくなってきて、それでも、木村工務店では、儀式としての地鎮祭と上棟式は、簡素でも良いので、必ず実施している。

地鎮祭という儀式で、風土に宿る八百万の神々を意識してみたり、上棟式という儀式で、日本では古来「木」が神々であった。というそんな神話のような気分に浸って、神を迎え入れ、神々のお下がりのお酒を飲みほし、神を送り返す。建築を通じた祈りと感謝の日本的儀式は、コロナ後だからこそ、次の世代に残していきたい、建築的ニューノーマルとなりえるのか…..

法隆寺のカラス

緊急事態宣言が解除されて、いままでの日曜日に、よくやっていて、久しぶりにやってみたいコトのひとつ、スーパー銭湯に行ってみた。お風呂。特に、露天風呂はエエとして、サウナに入っても大丈夫なのかどうか。ちょっと不安。流石に席が入れ子に配列されて、肌が触れ合うコトがなかったが、密閉なので、エエのかどうか。この熱気と湿気がウィルスを死滅させるのか?どうなのぉ?、それより何より、ワタシのメンタルが敏感に反応したのが、サウナの中で、友達と一緒に来て、会話をするひと。ずーっと喋っているヒトがいて、いま、この状況下で、サウナで、大きな声で会話せんでもエエやろぉ!っと、心の中で呟いている現象が、いかにもコロナ影響下での、摩訶不思議な心境。

そうそう、先週、久しぶりに自転車に乗ってみて、今週になっても尾を引いている現象が二つあって。ひとつは、法隆寺で見た、お寺の尖塔にいたカラス。カラスの持つスピリチュアルメッセージ。なんていうのをググってみると「日本では古くからカラスは神聖な生物と信じられ、崇められていました。カラスは正しい道に導いてくれる神の使いと考えられていたのです。予兆や予言をもたらす。プラスのエネルギーを持っている。神の化身である。などなど…..」なんてコトに、メンタルが微動するのが、いかにもコロナ影響下のセンシティブでセンチメンタルな気分の反映なんだろうが、ま、でも、会社も家庭もワタシも、エエ、エネルギーに導かれたいのは確か。

もうひとつは、自転車のディレイラーのアルテグラのクランクが折れたので、自転車屋さんに持っていって、ついでに自転車を総点検してもらうと、なんとトップチューブのカーボンに損傷があるといわれ、このまま自転車に乗るのはお勧め出来ない…..といわれた。この自転車で、転倒したことないのに、カーボンという素材は、繊細で丁寧な扱いが必須なのだ。と、少々、荒っぽい扱いだった、ワタシの、モノとの付き合い方を反省しながら、さてどうしようかと途方にくれてしまった。

いつぞや、「モノほしさ」というブログ書いた時に、なんとなく、このカーボンフレームの自転車に違和感を感じて、それなりの予兆を察知していたのかもしれない。なので、あの時の、ほしいモノとしての、クロモリでフロントホークがカーボンの自転車なら、価格もそんなに高くないし、フレームの購入だけなら、まだ出費は少なくてすむので、この際、それに乗り換えてみようと、自転車屋さんに電話し、とりあえず、このフレームのパーツを新しいフレームに移設してもらうように依頼した。

久しぶりの朝風呂と朝サウナが快適だったので、いや、法隆寺のカラスの影響か、気分がポジティブになっていたのだろう。買い換える発言をしてみて、あのカーボンの自転車に乗れない、モノとお別れする寂しさと、新しいモノに出会える嬉しさに、出費に対するメンタルとのせめぎ合いの、数時間を楽しんでいると、また、自転車屋さんから電話があって、それが、前輪のカーボンホィールにブレーキの熱による変形があるのと、後部ホィールのスポーク1本が折れているのを発見したので、これ、このまま使うのは、問題ありで、スポークは直せても、変形はどうにも直せないし、このまま乗るといつか事故に繋がりますよ。という進言があった。ホィールも買い換える必要があるのかぁ….という、ショックで、暫く考えてみますと、元気ない返事をした。

それが、フルクラムのレーシングゼロナイトというちょと有名なホィールがあって、次の自転車用に狙っていた。このコロナ自粛の間に、ウィグルで、超破格値になっていた。同級生とLINEでその話をしていると、その同級生がこのチャンスに買った!という。1週間後、1万円値上がりし、元の値段に戻っていた。チャンスを逃したワタシ。で、いま、そのサイトを見ると、売り切れになっていた。土地でも家でも、微妙な迷いと躊躇によって、未来のための、チャンスを逃すって、あるあるだなぁ。

法隆寺のカラスの予言なのかどうか。このまま、あの自転車に乗り続けて、大きな事故にならなくて良かった。正しい道に導いてくれた。と感謝申し上げるべきなのだろう。

さまざま印象を食す。

大阪は、緊急事態宣言区域から解除があって、初めての日曜日。早朝から自転車に乗ってみることにした。奥方はスーパー銭湯に行くという。走り出してみると、空気が新鮮だ。いや、「印象が食物」である。という話を読んだコトがあるが、まさしく、五感で感じる印象を食べまくっているような気分。

天候も良かったので、結果100kmほど走ったが、体ガクガク、何度か筋肉がつった。今まではこの距離ぐらいならって感じだったが、筋肉が自転車を走る筋肉になっていないことに気付く、そういや、Netflixのマイケルジョーダンのドキュメンタリーを視聴したが、一時、バスケからプロ野球選手になって、またバスケに戻るときに、野球の筋肉になっていたのをバスケの筋肉に戻すために、猛烈なトレーニングをしたという。全くレベル違うのに、走りながらその映像が浮かんだ。筋肉というヤツは、その時の自分のライフスタイルに適した筋肉になってしまうのだな…..。

十三峠から平群抜けて法隆寺に行く。なんとなく法隆寺を見たかったのだ。ブラタモリの影響があるのだろう。まだ余裕があったので、ぐるぐる自転車で回りながら、さまざまな土塀を見る。木造建築としての魅力以上に土壁が気になる。歴史を積み重ねる土壁の経年変化の魅力は、こういう寺院の方がより相応しのだろう。あらためていろんなバリエーションの土壁に気付く。裏に回ると、新しい木造建築の大宝蔵院の、朝日を浴びて輝く金色のてっぺんにカラスが一羽。なぜか印象的。これが八咫烏(やたがらす)やったら、エエなぁ。

   

安堵町の集落のなかを抜けて飛鳥川沿いから今井町を経て明日香へ。法隆寺から明日香に向かう道筋と集落と田畑とそれを取り囲む山々の光景が、とっても奈良を感じる。というか大和を感じる。かつての大和の集落は豊かだな。瓦屋根と漆喰。白い蔵がにょきっとあって。堀もあったりし。特に今井から明日香に向かう雰囲気は、毎回、独特のテンションになる。今井町で珈琲飲んで休憩。長い年月かけて、ゆっくりと、ちょっとづつ集落が改修されていく持続性がエエのだろう。それにしても随所で写真を撮ろうとおもうが、なんか、うまく自転車を停止できない。きっとiPhoneに頼っているからだな。こんな感じで自転車に乗る時は、一眼レフカメラを持ち歩いた方が良いような気がする。なんとなく。しらんけど。

 

  

明日香で「石」と「棚田」と「古墳」をみる。明日香で気になるいつもの同じパターン。御所を経由し、たまたま空いてたお店でカレーを食べた。万年筆の製造工場をカフェバーに改装したそうだ。なんとなくマスターに、うちの生野区小路の近くにあって、リフォーム工事にも携わっていた、手造り万年筆のカトウ製作所カンパニーの話をしたら、いまや貴重だから大切に置いてくださいねって。そういえば、応接室にあって、契約の時に使ってもらっていたのに、最近見当たらない…..。

御所から竹ノ内峠を越え竹之内街道を下り家に辿り着こうとした、1.5km手前で、アルテグラのクランクが折れた。こんなコトある? 手で押したり片足で漕いだりしながら、無事辿り着いた。どうやら一体成形でなく接着らしい。おそらく、自転車漕ぎ終わって、飛び散る汗を丁寧に拭き取らないのが、原因かもしれない。予兆はあって、昨年あたりから、時どき異音はして、特にこのライド後半はヘンな音が右のクランクから鳴っていた。建築でも一緒だな。微妙な変化は、何かの予兆なのだ。でもなんとなく、そのままにするコトが多い。

想定以上に疲労困憊で、ウチの生活に慣れきった心身だったが、やっぱりソトはソトでエエですね。さまざまな印象と遭遇し、その印象で満腹になった、緊急事態宣言解除の日曜日。なのだ。

日常感覚

徐々に「日常」が戻ってきているような感じ。フツウな感覚が戻ってきた。外出時、ついついマスクを忘れてしまいそうになって、玄関出て、気付いて、戻って、マスクして、外出する。そんな所作を2、3度繰り返した。夕食時、それはそれで、家に居て、良いゴールデンウィークだったね。って奥方が、ぼそっと呟いた。

家庭では、掃除とか、片付けとか、当たり前のようなことが、当たり前に出来ない、これまでの日常だったりしていたが、外出が制限され、家で過ごす時間が増え、ソトからウチへの時間的比重が高まるにつれて、心の比重もソトからウチにシフトし、家への思いやりみたいなものが増してきたのだろう、掃除とか、片付けとか、ちょっとした食事を一緒に手伝うとか、そんな、なんでもないことを、それぞれがそれぞれなりに模索したのだろう。案外、そういう、なんでもないことを、楽しんで出来るときが、ささやかな幸せを再認識する良い機会なのかもしれない。ささやかに、いまとここを、楽しむ感覚。というのだろうか。普段、幼稚園や習い事に追われるマゴたちも、朝、自ら、やらしてぇ!っと訴えて、草木に水をやっていた。こんなことが、こころのどこかに、想い出として残ってくれれば嬉しい。

現場では、このコロナ自粛期間中に木造2階建て住宅の上棟をしたが、上棟式が出来ないままだった。それで、この土曜日、もう既に、外壁下地のモイスもサッシュも取り付けた状況だったが、上棟式を執り行った。御幣を室内に設置し、お施主さんと設計担当者と現場監督と大工さんとで、二礼二拍手一礼で御幣に感謝を申し上げ、建物室内の4角に洗い米とお塩と御神酒を撒いて、御神酒で乾杯をした。流石に、上棟の祝宴はできなかったが、それでも、地鎮祭と上棟式という儀式は、人と建築と環境に感謝する機会として、日本という歴史と伝統をあらためて意識し、いったい、何が、こんな儀式を継続させているのか、あらためて考える機会として、好きだなぁ…..。

社内では、まだ、ONLINE打ち合わせと、Real打ち合わせとが、混在する状況だが、Realな設計打ち合わせが徐々に戻ってきそうな気配が嬉しい。「マスクと手洗いとソーシャルディスタンスと換気」が「新しい生活様式」として定着するのか、このまま、ついつい忘れてしまうのか、微妙な状況下だが、建築においては、「新しい設計打ち合わせ様式」を模索する時代であることは確か。

木村工務店でも、さまざまなスタイルを模索しながら、設計と施工の打ち合わせをすすめていきたいとおもう。

「新しい生活様式」

ステイホーム休暇、後半の4日5日6日と、いま思い返すと、あっという間に過ぎ去った感じがする。7日の出勤日、社員それぞれに休暇中の様子を聞いたが、今までとは違う、それなりに良い休暇だったようだ。なかには、もっと休みが欲しかったというひともいて、確かに、ときには、家でゆったり過ごす長期休暇が必要なのかもしれない。十年に一度ぐらい「外出制限がある長期休暇」も良さそうだ。ワタシを見つめ直して、ワタシの「気づき」のなさに気付く良い機会になるのかもしれない。

      

フェィスブック上の、7DAYS BOOK COVER CHALLANGEという遊びと関わったお陰で、久しぶりに本を読む機会を得た。午前中はデッキで珈琲飲みながら本を読む時間を持つことになったが、今まで読んだ本をもう一度ちらちらと読み返してみると、すっかり忘れてしまっているワタシに驚くばかりだった。平行して新しい本も読んだが、ipadのKindleで読むコトにした。本屋さんにいけないので、丁度良い機会だった。昨年末にiPadproを手に入れてから、とっても本が読みやすくなって、なによりも4種類の色でLINEマーカーを引けるのが嬉しい。ただ本棚に並べられないのが、ちょっと寂しい。本棚の本の装丁(book cover)が、時々ワタシの視覚を刺激して、内容の幾ばくかを、脳内のどこかに定着させ、それをなんとなく想起させてくれる、そんな役目があるとおもうのだ….。

 

家でどんな食事をするのかが、メインイベントのひとつになるのが、今回のステイホーム休暇だったとおもう。うちの社員のトミマスくんは、家族のために全食、自分が作ったそうだ。それは凄い。ワタシは、食事を作るのが、まったく得意でないが、なので、いろいろ、楽しく食べるための道具を買って、皆に提供することにした。そういえば、小学生の頃、カブスカウトやボーイスカウトに入隊していた時のことを思い返して、トランギアーのメスティンを買って、エスビットで加熱し、自分のお昼ご飯だけは自分でつくることにしたら、意外に、マゴ達が気にいててくれて、一緒にそのご飯を分け合って食べたのが、良き想い出。

  

ナポリピザの日本人チャンピオンのひとが、ピザ生地の作り方から教えているYouTube動画をみて、いつか生地から作ろうと、カプート社のピザ生地粉を、昨年に買っていた。こんな高かぁ~い粉買ってどうすんのぉ!と、奥方から大顰蹙(ひんしゅく)をくらったうえに、もはや賞味期限は過ぎていたが、5日、YouTubeを見ながら生地から練ってピザを作ってみた。長男夫婦やマゴ達がそれぞれトッピングして、食べてみると、上手い。料理下手のワタシにしては上出来で、想い出の食事になったが、よくよく考えてみれば、ワークショップで、近くの「あそび菜」のイワオさんと、ピザワークショップを何回か開催した経験のお陰だな。

庭に、長男夫婦が所有するテントサウナを建てて、家の水風呂に飛び込で、庭のデッキで寛ぐ。なんていうスタイルを二日間やってみた。けっこう楽しい。政府が推奨する「新しい生活様式」には組み込まれないよね。

そうそう、住宅相談会がある日曜日だった。ここ2ヶ月ほど、外出制限の影響で、新しいお客さんの、相談会への躊躇が目立ち、自粛的傾向が強い。4月はゼロ。たしかに、初めてのひとどうしが、部屋の中で、顔と顔をつきあわせて一緒に相談できる世の中のムードではなかった。連休が終わり、なんとなく、終息ムード感が漂ってきて、政府から「新しい生活様式」とやらも発表され、マスクと手洗いとソーシャルディスタンスと換気を守れば、顔をあわせた相談会も可能になってきたので、ONLINEでも可能だったが、近くに住むひと組のご夫妻が、お越しになって相談会を実施した。「生」で顔をあわせると、お互いの微妙な空気感を共有できて、やっぱり、久しぶりの、「生」フェースtoフェースはエエですね。

7Days BOOK COVER CHALLANGE

4月29日から5月6日までの、ステイホーム休暇が始まってみると、それなりに嬉しい気分と共に、こんなコトで、これから先、現場は大丈夫なのだろうか、会社は、経済は大丈夫なのだろうか….という不安が時折押し寄せてくるが、29日、30日、1日、2日と、とっても良い春の天気で、庭の木々が、まさに新緑だったので、なんとなく、のんびりした時間が過ぎていった。

「家で過ごす時間が最良だという家造り」を心がけているものの、いざ、外出することに制限がかかると、ほんとにエエ時間を過ごせる家なのかどうか、あらためて考えてみる機会になった。うちの家は、昨年2019年の春に、リフォーム工事が完成したものの、ステイホームを想定した家でないので、それなりの改善点を、いろいろ模索する休暇として、家で過ごしてみようとおもう。

祖父の代からの敷地を引き継いでいるので、生野区という密集市街地のなかにも関わらず、少し広い目の庭がある。家族が増えるに従って、祖父が、小さくても「広場」が必要だと主張して、長屋を2棟分ほど解体し、最小限の木々の庭とスペースを作った。ここに木を植えたらアカン、遊べる場所として残しとけ。と云っていた。そのお陰で、このコロナストレスを解放するために、時としてマゴ達が遊ぶ。ワタシもこのスペースのお陰で、気分が解放されるのだと、今回、あらためておもったが、その庭を維持するために、ほぼ毎日掃除が必要で、それが面倒くさいコトでもあり、それなりの負担でもあって、「家と庭と人」との良き関係性を築いていくためには、なんらかの負担や努力のようなものがそれなりに必要なのだと、あらためておもう。

こんなに長時間、家で過ごす必要性に迫られると、少しでも庭があるにこしたことないが、せめてベランダのようなソト空間がないと、なんとなく息苦しくなって、どうしても外出したくなる。この5日間、朝、昼、夜と、かなりの時間、デッキで過ごした。珈琲飲んだり、本読んだり、SNSで繋がったり、食事をしたり。このコロナステイホームウィークは、家造りとしての「ウチとソトとヒト」の良き関係性を考えるきっかけでもありそうだ。

長時間、家で一緒に過ごすと、ひとりになれる居場所と、一緒に集まれる居場所の、その両方がバランスよく必要だと、あらためておもう。狭いスペースを工夫した空間の方が、茶室的な心の広がりがうまれそうなので、一畳ほどのパーソナルスペースで充分だけど、それぞれがひとりになれるスペースが、より良い関係性を築くのに必要なのだろう。うちも、食事以外は、夫婦それぞれ、お互いの居場所を移動しながら、ひとりの時間を過ごしている。

そうそう、フェースブック上で、7Days BOOK COVER CHALLANGE なるものが、コトバノイエのカトウさんから回って来た。どうやってこの8日間を過ごそうかとおもっていたので、毎晩これを遊んでみることにした。

 

 

 

それはそうと、こんな感じで毎日の食事を工夫しながら過ごしている。

 
  
  
    

 

ワタシの5日間はこんな感じだったが、このとっても特別なゴールデンウィーク、皆さん、どんな工夫しながらお過ごしですか…。

 

ステイホームウィーク

それでも、庭のハナミズキが咲いて、小鳥たちも庭にやってくる季節になり、春の陽気なのだが、自然界が淡々と春を謳歌する姿とは裏腹に、人間界は、新型コロナウィルスの件で、妙な心の緊張感が漂う春で、状況を理解出来ないマゴ達が、無邪気に遊ぶ姿が、心の緊張と緩和でもある。木村工務店の今年のGWは、暦通りの予定だったが、緊急事態宣言を考慮して、4月29日から5月6日まで、「ゴールデンウィーク休暇」を「ステイホームウィーク休暇」として休業することにした。

今週も在宅勤務を極力推奨していたが、現場があるので、社員はなんだかんだ会社に出勤していた。仕事をするにおいては、家より会社の環境の方が良いのだろうと、エエように考えてみるものの、外出自粛のこの時期、工務店としての対応に苦慮する日々。今週はONLINE打ち合わせが4つほどあり、スタッフが、現場チェックをONLINEでやってくれたり、お引き渡しの時に、ONLINEでお施主さんと挨拶したりで、それはそれで「ONLINE」の可能性が広がった感じ。

土曜日は、休業として職人さんの仕事は休んだが、それでもやはり、現場打ち合わせとONLINE設計打ち合わせがあって、リフォームの相談にお越しになった突然の来客もあり、「まちのえんがわ」のアオキさん以外、スタッフが不在の状況なので、ワタシが対応したが、こういう特別な状況下でも、というか、こんな時期だからこそ、「家」や「ライフスタイル」と真摯に向き合って考え直す人が多いのかもしれないとおもった。土曜日中、ONLINE「まちのえんがわ」をオープンしていると、建築家の秋山さんや文ちゃんが遊びに来てくれて、少しの時間、とりとめもない話で過ごした。繋がるだけで、気分がとってもエエ時がある。

 

そうそう、フェースブック上で、しまなみ海道の生口島にある輪空Linkという自転車乗りが集まる宿を経由して、自転車友達の米子の清水ドクターから「プッシュアップリレー」とやらが回って来た。なんでも腕立て伏せして、新型コロナウィルスに対応している医療従事者の方々への感謝をこめて繋いでいくらしい。とりあえず「ノリ」で参加し、さまざまな分野の友人にバトンを渡したが、奥方にビデオ撮影してもらうのに、Take3でようやくこんな映像になって、合計25回も腕立て伏せをし、久しぶりの運動だったなぁ…..。普段、フェースブックに書き込むことが少ないので、この反響に対応するのに、バタバタした土曜日と日曜日だった。

「ステイホームウィーク」をどう過ごすのか。奥方は、毎日、食べ物のコトばかり考えてるわ!という。「食欲と献立とスーパー」で、ステイホームウィークに備えようとしている。ワタシは、先週、ホットサンドメーカーを買ったが、今週は、バーベキュー用の厚い鉄板を買い、珈琲道具も買った。「物欲とモノとAmazon」でステイホームウィークに備えるイメージだ。そうそう、この新型コロナウィルスは、「ヒト→モノ→ヒト」へと感染が拡大していくらしい。「ヒト」と「モノ」の関係性も見つめ直す時だな。

床屋に行くのに勇気がいる「いま」

もはや、どうやって、新型コロナ長期戦を乗り越えていくのか、精神的にも肉体的にも経営的にも、考慮と実行を迫られる日々。社員の出勤とテレワークのせめぎ合い、職人さんの仕事と感染のせめぎ合い、お客さんとの打ち合わせをRealでするのかONLINEでするのかのせめぎ合い。フツウの経済活動のあの日々が懐かしく感じる昨今。

奈良古道の太子道に面する旧家のリフォーム工事の現調に同行する。うちの長男が中学生の時にお世話になった方なので、その感謝もあって、お伺いした。長屋門をくぐる前に、アルコール消毒して、マスクして、大きなお屋敷なので、うちのスタッフ4人が、二人ペアーの二組に分かれて、ソーシャルディスタンスを保ちながら現調するその姿が、特殊な状況下の異様な光景でもあるが、でも、なんか、神社の特別な儀式みたいで、これはこれで、清潔感があって、建物と室内に敬意を表してるかのようにもおもえて、こういうマスクと手洗いスタイルの現調も厳かで良い。

土曜日は現場全面休業の予定だったが、いくつかの現場は引き渡し直前であったり、新築現場の職人さんの都合があったり、少々稼働していた。社内でも3週間ほど前から打ち合わせ予定のお客さんが、ONLINEではなく、こちらまでお越しになるというので、午前中だけ打ち合わせがあった。会社に来てもらうのに、とっても気を使う。さて来週の土曜日は完全休業できるのだろうか。

夕方、床屋に行く決心をする。大げさだけど、床屋に行くのに勇気がいる「いま」。いつも通っている近所の予約制の床屋に行くと、まずアルコールで手洗い。シートに座って、ワタシはマスクをつけたまま散髪するのかとおもいきや、マスクは取りますねって。シャンプーで頭洗って、散髪して、顔そりがなんとなく心配な感じだが、いや、もちろん、床屋さんは、マスクをしっかりしているが、顔に石けんをいっぱいつけて、これって、顔全体のアルコール消毒みたいなものやね。カミソリで鬚剃って、意外と、床屋って清潔なのかも。いつものようにマスターが喋りかけてくるのだけれど、今日だけは会話をしたくない気分になるのが、いとおかし。帰りにアルコールで手洗いして、お互いにとっても気を使い合う散髪だった。

毎月19日は「生野の日」で「空き家カフェ」を継続開催していたが、密室空間に20名ほど集まり会話をするイベントなので3月19日は中止にした。今日の4月19日日曜日は当然の事としてイベントは中止なのだが、zoomミーティングが流行っているので、「空き家カフェzoomミーティング」を開催するコトにした。9名ほどのこぢんまりしたミーティングとして2時間ほど、あーだこーだと今後のことを話し合った。いままでの参加者と生野区空き家プロジェクト運営委員会を作って、新たに「空き家バンク」を運営し、毎月19日の「空き家カフェ」で、その空き家バンクの大家さんと、生野区に住みたい人のRealな出合いの場を演出していこうと、ONLINE上で確認しあった。「いま」を共有し、「ここ」はそれぞれ別々の場所でも、ONLINEで、それなりの打ち合わせはできるが、「いまとここ」を共有できる、ありがたさが、大いにあるわけで、そんな「いまとここ」を皆で一緒に共有出来る感覚を再び味わいたいものだなぁ…..なんて感じるZOOMミーティングだった。

主婦達が毎日の食事を考えるのに苦慮しているらしい。特にお昼がタイヘンなのだとか。噂によると、飲食店に納材していた高級黒毛和牛とかウニとかイクラが余っているらしい。それなら、一般市場に、卸売り価格で出回って、普段家で食べられない、白いご飯にたっぷりとかけた赤いウニ丼やイクラ丼を皆で食べたいものだな。黒毛和牛のステーキを食べて喜ぶ子供達の姿を想像してみた。あれぇ、これって牛肉券のコト? イエ食の日々が続くと、それぞれの10万円はあっという間に食費に消えるのだろう….。それにしても、あのアベノマスクもアベノYouTubeもある意味印象深い出来事。

 

うちの奥方も食事のメニューに行き詰まっている。土曜日の夜は、家族集まって庭でバーベキューをした。タコパーとかアヒージョとか餃子とか、いろいろやってみた。アウトドアーで使う、ホットサンドメーカーをAmazonで買って、日曜日のブランチにした。そうそう、日曜日の朝に月に3度ほど通っていた朝風呂朝サウナに行くのにも躊躇していたが、流石にスーパー銭湯も休業になっていた。朝に、ソロライドをする予定もあったが、躊躇した。躊躇する日々なのだ…..。

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