令和コロナ禍天皇誕生日スキー

梅は咲いたか桜はまだかいな。みたいな気分になってきた。うちの会社の前にある長屋の梅の蕾が開花間近だ。2月28日日曜日。大阪では明日から緊急事態宣言が解除されるらしい。だからと言って急に開放的な気分になって騒ぐわけにもいかず。今年も社員と職人さんとのお花見の宴は自粛せざる負えないだろう。

協力会社の精親会では、総会や旅行やゴルフ会は、昨年は一度も実施出来ず、今年も危うい状況。なので、全員参加によるzoomミーティングを、なんとか開催しようと提案し、最初は役員だけのミーティングでスタートしたが、今週は参加可能な協力会社によるお試しzoomミーティングを開催したところ、約三分の一の10社が集まった。これが多いのか少ないのか。現場からそれぞれの事務所に戻ってこられる時間帯の夕方5時半から30分ほど、短時間だったが、最低限必要な情報交換はできて、ひょっとして、コロナ禍が過ぎてからようやく活性化されるのが、建築関係の協力会社とのzoomミーティングかもしれない。設計者が職人さん達とzoomでミーティングできるのは案外便利だとおもう。

令和になって2月23日は天皇誕生日になった。確か平成は12月23日だった。23に縁があるのだな。平成は、年末の押し迫った時期でクリスマスも絡み、建築の仕事に携わる立場では、年末の引渡しとも絡んでくるので、祝日として現場を稼働させることができない時もあって、祝福しつつも微妙にブツクサ呟いていたものだった。令和になっても、2月が28日までしかなく、月末の職人さんへの支払いやその他月末仕事に追われるので、この2月23日の祝日は微妙に仕事の邪魔をするのだが、今年のように雪のある年は、スキーをするには絶好な祝日だと気づいた。

その天皇誕生日。マゴを連れて、スキーに行くことになった。親は付いて来ないという……。一瞬えっ!と思ったが、一週間ほど前に、マゴに軽くつぶやいた、スキーに行こかぁという一言に、想定外の喜びを表現され、前日からテンションマックスだった。2人っきりは不安なので奥方に同行を懇願する。日本で最も新しいスキー場だという峰山高原スキー場に向かう。2時間ほど。もちろん初めて。スキーデビューの初心者向けのスキー場らしい。シニアは6時間で2,500円だった。安い。5歳のマゴをスキースクールにほり込む。4,000円也。3つのコースの中のウエストコースだけをスクール終了待ちの間に滑る。あっっという間に平な斜面になるコースだが、最近のスキー板を使ったカービングターンの練習には手頃か。いやでも短すぎる。ま、そんなのはどうでも良くて、こんなスキー場が流行るのかどうかに興味があったが、ちょっとリフト待ちになるぐらい、家族連れで混雑していた。凄い。こんなところにビジネスチャンスを見つけるなんて、オモロイですな。

 

マゴのスクール終了後、一緒に食事をすると、家族連れか、ジィジィバァバァ連れ家族かで、和やかなムード。これはこれで良いのだとおもう。新しいスキー場だから、もう少し食事スペースが優雅になって欲しいが、食堂の域を脱しないのは致し方ないのかね。ムービングウォークなるものを使って、マゴとスキーの練習をする。こういうのが意外と楽しいのだ。我が息子の時より、丁寧に優しく我慢強くなれるのはなんでなんだろうかね…不思議だ。隣接する温泉に入って、家に帰り着いても夕方5時だった。また連れていって、ここを卒業したら、岐阜や信州や北海道へ一緒に行こう。なんていう気分になった。さて、こんな需要は増えるのだろうか…。