スーパーウイングスとアトム

日曜日。同級生4人で、自転車に乗る予定だったが、朝の10時から雨の天気予報だったので、中止にすると、孫たちも、天気予報に従って、外出しない様子で、きっと、退屈だったのだろうか、朝の7時から、私のベットに、スーパーウィングスのジェット機のおもちゃを持って、なだれ込んできた。

このスーパーウイングスとうのは、ジェット機が変身ロボットになる仲間たちがいて、世界中の子供達に、心待ちにしているパッケージを、宅配のように玄関先に届けながら、世界各国の先々で起こるトラブルを、皆の力で解決していくストーリーなのだけれど、ガンダムのようだが、戦士ではないので、戦いシーンがなく、武器も持たず、平和的でほのぼのした感じで、デザインも「ずんぐりむっくり」で、カコイイ系というより、ちょっとカワイイ系。それが、韓国と中国とアメリカの共同製作というのが、かなり以外な感じがしたが、マゴたちは、Netflixの映像を見て、小さな変身ロボットになるジェット機のおもちゃを買ってもらい、毎日のように、遊んでいる。

ジェット、ジェローム、ミラ、ディジー、ポール、ドニー、ベロ、なんていう名前が、日曜日の早朝から枕元で、語られるのだ。寝間着のまま、片手にドニーを持たされて、飛べ!という。ジェロームとジェットはマゴが持って離さないので、マゴ好みだな。ベロが、見当たらずどこかにいってしまったと嘆いていたが、そのシマウマのようなストライプデザインのベロとグランドアルバートはプロペラ機で、ちょっとワタシ好み。世界の国々に宅配するという設定がオモシロく、子供の心を世界に向けていく。

ワタシは1959年生まれで、1963年に鉄腕アトムの放送が始まったらしい。うちのマゴと同じような時に、ワタシは、鉄腕アトムに夢中になっていたのだな。21世紀、人間と同じ感情を持ち、10万馬力で、正義の味方として悪を退治し、地球を守るロボット。ロボットゆえに差別もされる。そんな設定だった。その21世紀になった今、うちにアトムはいないが、irobotのルンバが居る。毎日、スケジュールを組んで、床掃除をしてくれて、それが、どんな場所をどんな面積で何時間働いたか、スマホに報告される。時々,ルンバの片輪が脱線しています。とか、エラー報告もあり、家では、ルンバちゃんと呼んで、頑張ってるなぁ!と褒めてあげたりして…。

家電製品の進化はオモシロイが、パナソニックのスイッチプレートのアドバンスシリーズも、リンクモデルというのができて、スマートホンや音声で、照明器具を多彩に操作出来るらしい。自動車税が、13年超えると値上がりされるのは、企業と政府の妙な関係性に納得しにくいが、14年ぶりに自動車を乗り換えてみると、ハイブリットとか電気自動車とかエンジンもののテクノロジーの進化もあるが、自動ブレーキやレーンキープや追従機能や交通標識認識システムなどなど、この10年のドライバーを支援するテクノロジーの進化に驚く。

マゴたちの今のアニメが、2050年頃の指標となるのなら、どんな世界観の時代になているのだろうか…。