忘年
急に寒くなった朝、3階から平屋の屋根を見下ろすと霜がおりていた。忘年会の季節。なぜか昔から社員だけで忘年会をやることがなく、大工さんと手伝いさんも社員のような感じで一緒に食事を共にするのが慣わしになっていて、会社近くにできた焼肉屋さんで30名ほどの忘年会を催した金曜日。2次会は加工場のカウンターで、あーだこーだ。
同級生で開業医の医院忘年会に、同級生4人が誘われて参加した土曜日。奥方も二十歳過ぎからの友達だったので、私も行きたいわっと便乗して、二日続けての焼肉になったが、案外食べられるものだな。昔話で大笑いしながら2次会3次会4次会と続いて、日曜日の朝は全く目覚めなかった。
連チャン忘年会の余韻が残ったままの日曜日。お昼から清見原神社での「しめ縄つくり」に参加して、昨年はmagosと一緒に参加したが、今年は誕生日と重なり家族でお出かけらしく、ひとり参加になった。しめ縄作りは、パートナーと二人で協力して、ひとりが端を握り、もうひとりが捻りながら編んでいくやり方で、おもいのほか楽しい。パートナーには神社マルシェのマツザキさんになってもらったお陰で、教えてもらいながら完成できた。ありがとう。
生野区のものづくりメンバーとの忘年会は、ちょっと高級なイノベーティブ料理だった。最近は料理にマリアージュされたワインや日本酒っていうのがフツウな感じになってきたが、ワタシ的には、いままでで一番、料理にマッチングされたお酒だったように感じた。調理器具へのコダワリも垣間見れて、料理の世界も奥深いし、シェフという職人さんって凄いなぁとおもう。
挨拶で、良いお年を!というのが、しっくりくる時節になって、忘年会も終わると、大晦日とお正月をどう過ごそうかと考えるようにもなってきた。1年を振り返り、反省して、感謝して、リセットして、次に向かう準備ができればとおもう。