集中豪雨。同級生家族。ハイカー。
土曜日の昼過ぎ、会社の周辺が、突然の豪雨にみまわれる。樋から雨が溢れ出し、あっという間に道路に20センチほどの水が溜まって、道を横断できないほどの水量に。50ミリ以上だったらしい。車が通過すると水飛沫が立ち上がるほど。床下浸水しないか心配なワタシをよそめに、magosの目はキラッと輝き、制止を振り切り、運動靴のまま、水のなかへ、楽しそうだな…..。それで、こういう時は、市役所に連絡し、排水の改善を依頼すれば良いのかね。これぐらいの案件は、きっとたらい回しされるのかぁ…..なんて、この衆議院選挙を前後しての混迷する「政治」を見ていると、そんなふうにおもってしまう。
短時間の集中豪雨だったので、雨の勢いが弱まると、一気に排水口に雨水が吸い込まれていき、フッツウの状態に戻って、ほっとした。夕方から同級生家族の夫婦と息子さん夫婦と男の子三人、うちも夫婦二人に長男夫婦とその男の子二人、そして、同級生家族の家づくりを担当した、シノダくんとツジムラさんも参加して、総勢15人ほどの食事会になった。出張フレンチのシェフ上地くんに頼むと、薪ストーブと炭火を使ったアラカルト料理を作ってくれて、ちょっとグルメな食事になった。集合写真を撮るのを忘れて、それにまともな写真がないぐらい、延々話が続いていくのは、お互いが青春時代の共通の「記憶のこぶ」をもっているからだろうが、それだけでなく、お互いの息子夫婦とmagosたちと一緒に食事を共にする時の、それぞれの会話が奏でる、ワイワイガヤガヤの響きが、とっても心地良かったからだと思う。感謝しかない。
そうそう、来週は、加工場で、「まちのえんがわ」Gallery&Barとして「HIKER HANGOUT」 というイベントを開催します。関西を中心としたハイカーのためのイベントなのですが、もともとは、谷町で「谷ノ木舎」を運営する中川くん家族が、「まちのえんがわ」ワークショップに古くから参加してくれていて、数年前に、山道具を販売する「谷ノ木舎」を立ち上げたのを知って、何か一緒にやれることが、あれば、やりましょう!というのがきっかけになった。ワタシも30歳前頃から55歳頃まで、友人が運営に携わっていた、丹沢の「堀山の家」の山小屋に、年に4回ほど通っていた経験もあるので、ハイカーには、それなりの親しみを感じる。
想定以上に、イベント計画がポジティブに進んで、50人以上のハイカーが集まるイベントになる予定だそうで、水曜日の夕方、その関係者が木村工務店の加工場を下見にやってきた。その打ち合わせ後、一緒に、食事を共にしたが、参加者の多くは、山の頂上を目指すピークハンターではなく、ロングトレイルハンターで、登山家というより歩き旅を楽しむハイカーで、大阪人の褒め言葉としての「アホなヤツ」ばかりで、とってもオモロイ時間だった。モンゴルゴビ砂漠を徒歩で何度か横断してるヤツ。に話を聞くと、あのテレビVIVANTの砂漠シーンのあの場所を徒歩で旅しているのだという。メキシコからアメリカの西海岸沿いにカナダまで歩いているヤツ。とか。それぞれが、さまざまな場所を、かなりの日数をかけひとりでロングトレイルの旅をする楽しいヤツらだ…..。興味のある方は是非。