MOKスクール

MOKスクールという、「まっとうな木造建築」を普及させるための勉強の場。という活動があって、Ms設計の三澤さん夫妻が立ち上げた勉強会を、最近若い工務店の代表者の方々が中心になりながら、引き継いで運営している。運営の方々から、工務店の立ち位置で、なにかお話しをして欲しい。という、依頼があって、何を話せば良いのか…..河豚でも食べながら打ち合わせをしましょう…..なんていうのが「工務店ブルース」というブログに書いた新年早々の出来事だった。

それから8ヶ月後の今週。大阪仲買会館という、木材卸売市場の買方団体として発足したという協同組合の会館があって、竹中さんの設計施工による木造のとってもエエ雰囲気の会館で、そこで、香川県の菅組さんという工務店の代表をされておられる菅さんとのコンビで、おのおの1時間、その後のトークセッション1時間。そんなイベントだった。ワタシ、「木村工務店とは」ということで、「歴史と今」をお話しすることにしたのだけれど、こういうたぐいのコトを語ると、その次の日、なんかエラソウなことを言ってしまったなぁ…..という自分自身に、恥ずかしさが襲ってきたりするのが、常なのだな。

「SHURE」のマイクを持ったのは初めて。それだけで気分が盛りあがったりするのがブランド力だとおもうが、知らない人にとっては、どうでもエエことで、「ブランドってオモロイ魔法だな」とおもう。いまも、うちの家にあるレコード針は、SHUREの44シリーズ。オルトフォンも好きで使っていたけどね。ちょっとしたイヤホンブームになりだした頃、まだ小さな店舗だった日本橋の「eイヤホン」で、視聴しながら、SHUREにするか、Ultimate Earsにするか、さんざん迷って、Ultimate Earsにした。有線式だが、いまでも家で使っている。そんなことよりMOKスクールの配信システム機材とそのスタッフの凄さに、ちょっとした感動すらおぼえた、講義システムだった。

懇親会、2次会、3次会と、若い、工務店や設計の方々と、楽しく飲んで、深夜、何人かに見送られて、GOして、家まで辿りついた。タクシーを、DiDiからGOに変えて、というか、ちょくちょくGOするようになって、おもいのほか、タクシー料金があがっているのに、最終電車のこと、だんだん頭によぎらなくなって、便利さに負けてしまう、深夜になりがち。MOKスクールのスタッフや参加者の皆さん、ありがとうございました。翌日、生まれて初めての二日酔いを体験してしまいましたが、また、懇親会に参加しますわ。

木村工務店では、今日の8月11日日曜日から8月18日日曜日まで、お盆休暇です。
皆さん、good な夏休みをお過ごしください。