2023 年末
木村工務店の年末は、12月28日の大掃除で終わる。創業以来、87年間ずっと継続しているのかどうか、いまさら確かめる術もないが、その伝統、というか、その習慣的力は、これからも伝えていきたいな。とおもう。午後3時過ぎ、納会として一緒に食事をし、一本締めで終えて、それぞれの社員や職人さんと、良いお年を!っと、一礼で終わるのも、なんとなくの、tradition(しきたり)で、それでも、半分ぐらいは残って、そのまま2次会に突入する。惰性というより、大掃除を終えて、ようやく年末を迎えることが出来た喜びによる「慣性の力」=ウキウキした気分を、2次会で飲んで、ゆっくりと鎮めて、しっとりとした気分で、お正月休暇に突入するための、「儀式」のように、おもう。
そうそう、iphoneで納会を写し取ると、加工場の電球が細かいダストによるハレーションを起こしているのに気付いた。加工場の床は、電動送風機でブローして、電動掃除機で吸い取り、最後は座敷箒で掃いて、細かいチリをチリトリで取る。っていうのが今までで、それでも充分綺麗なのだけれど、その状態から、もう一度電動送風機でブローして、それでも残っている細かいチリを端に寄せて、掃除機や座敷箒でその端に寄せられたチリを掃き取ると、尚一層綺麗になる。ワタシ、今年の加工場の床の最後は、自らブローして…..なので、皆に、とっても嫌がられた。テクノロジーとその作法は、常に変化し進化していく…..なんていう独善は、既存の伝統的なスタイルからは、嫌がられたりするものだな。とおもう。
12月29日金曜日。朝から、magosと、布施のセガのゲームセンターで、「ポケモンメザスタ」をやりにいく。
実は、12月27日の朝。庭の掃除をmagosが手伝ってくれた。そういえばXmasプレゼントを忘れていたことに気付いたワタシは、掃除を手伝ってくれたお駄賃とXmasプレゼントを兼ねて、大丸のポケモン売り場の「メザスタ」に連れていくわ!と声をかけた。
magosの習い事の都合で、夕方6時過ぎを回っていたが、とってもハイテンションで地下鉄に乗るmagos。大丸は終了が午後8時らしく、売り場はガラガラだったが、ポケモン売り場だけは、インバウンドの大人と子供連れでいっぱいだった。驚くワタシとハイテンションマックスのmagos。まずメザスタ用の商品を買うが、行列まちのレジに並んでいる間に時間が過ぎていった。それに1000円札を100円硬貨に両替しようとおもうと、その両替機は両替中止の表示だった。レジで並ぶ奥方に小銭をもらいに行く。最近、ワタシ、小銭をもたないし、現金もほんのちょっとだけ。カードかpaypayの時代なのだ、なのでゲーム機もpaypay支払いにして欲しいぐらいだな。
小銭の用意とかなんだかんだバタバタしながら、目的の「メザスタ」の前にmagosと一緒に並ぶと、まだ、閉店の45分前なのに、店員さんが、今日は終了で〜す。っとポールを立てた。あまりのコトに、あ然とするmagos。mago2からは、しとしと涙が…..大声で泣くのを我慢したのだろう。mago1はふてくされて、その場から小走りですぐ別の場所に去っていく…..。そんなこんなのリベンジが、12月29日朝の布施のゲームセンターだった。
で、昼から、奥方と二人で、鶴橋と黑門へお正月の食材を買いに行く。年末年始、飲食店は営業している時代なので、もはやお節の必要性すら問う時代なのだとおもう。が、年末と年始は、「ちょっと上等の美味しい食材」を買って「家」で、家族一緒に食事するのが、楽しいし面白いし和める。とおもう。鶴橋市場で買うもの、黑門市場で買うもの、それぞれ好みがあるのだけれど、もはや黑門はインバウンドでいっぱいで食材を買う場所ではなくなってきたし、特に河豚は黑門で買わなくなった。路面の駐車場付きの河豚の大型店で買う時代だな。今日31日早朝から大勝へ河豚を買いに行くと、お店の前の道路は大渋滞していた。毎年末、この渋滞を見て、大阪人はふぐ好きやな。とおもう瞬間、なのだ。
12月30日土曜日。長男と次男の友達が沢山集まって、それぞれの忘年会が催された。次男の友達はそれぞれの母親も一緒に集まった。えっっとおもうし、ワタシは母とこんな親子関係にならなかったが、実は、友達同士集まって、夜に飲み会をする予定だったらしいが、それを聞きつけたmamasが、昼からうちの家に一緒に集まって宴会をし、息子達を夜に送り出す。っていう作戦だったらしい。送り出したあとはmamasだけの宴が遅くまで続いた。
12月31日日曜日のいま。家族だけ集まって、紅白をちょっとだけ視聴し、WBC2023ザ・ファイナルをガッツリ視聴して、河豚を食べながら過ごす大晦日。そんなこんなの2023年の年末だった。2023年の木村工務店とこのブログのご愛顧に感謝すると共に。皆さん、良い2024年をお過ごしください。