秋刀魚
9月になっても暑い日が続いた今週。晴天の日曜日が、昼過ぎて雨がパラパラ、そして夕立。夏の終わりと秋の気配が漂う。
なぜか音楽聴いているだけで楽しいとおもう日曜日の昼下がり。1960年代の噂に聞くウッドストックとか。その昔、丸山野外音楽堂で聴いたジミークリフとか。ライブアンダーザスカイで聴いたマイルスとか。フジロックには行ったことないが、野外フェスに行きたいな…..とそんなふうに想った。昨晩NHK+で、フジロックのドキュメンタリーを視聴したからだな。
朝風呂にいったら、サウナにあるテレビが、サッカー日本代表がドイツに勝った!という。それで家に帰ってすぐにNHK+で視聴すると、久しぶりに日本チームのとってもエエ試合を観て気分が良かった。それでお昼から音楽聴くだけで気分が良かったのだろう。そうそう前日の夜に、バスケット日本代表の特番を視聴して、ちょっと泣けるぐらい雰囲気が良かった。きっとそんなのが日曜日にまで影響を及ぼしていたのかも。ひとの心理なんてそんなもんだな…..。
夕方になって、magosも一緒に庭で焼肉を食べようということになった。そしたら夕立。なぜか急に秋の気配を感じ、秋刀魚の姿が過る…..。きっと数日前に七輪でサンマを焼くYouTube動画を視聴したからだな。七輪で焼肉とか焼き鳥とかよくやるけど、そういえば今まで七輪でサンマを焼いたことがない。なんだか昭和な感じで楽しそうにおもえた。そんなこんなで、直ぐに秋刀魚を買ってきてもらい、初サンマを焼いて、そのあと網を変えて焼肉。魚料理のあとの肉料理というちょっとしたフルコースみたいで、これはこれで美味しい。
金曜日の夜。何度かお願いしているフレンチの出張シェフに来てもらい、生野区の若きものづくりのメンバーと食事会をする。30代のそのシェフは店を持たず出張料理と食事のコンサルを仕事としているという。今回も創作的で美味しいフルコースだった。若きものづくりのメンバーは、それぞれが、その分野では老舗で、そのアトツギでもあって、自分のポジションを模索しているという。食事後はシェフも交えて、どんな「ポジショニング」でどんな「ものづくり」をするのか、あーだこーだと談議が続き、シェフが帰ったあとも深夜まで及んだ。その余韻が土曜日と日曜日まで続いて、秋刀魚と牛肉のフルコース風BBQに繋がったのだとおもう。