西表島

夏休み休暇が始まって、ひょんなことから西表島のピナイサーラの滝を見に行くアクティビティに参加することになった。両岸にマングローブが生い茂る川をカヌーで漕ぎだす。静けさがあたり一体を覆い尽くすちょっとしたジャングルクルーズだった。ゆったりと流れながらカーブするコーナーをまわると滝が視界に入って、あの滝口まで登るという。滝壺のずっと手前のカヌーでいける川の限界でカヌーを停めて上陸する。まず滝の上まで歩くことになった。そこそこの坂道。奥方の後ろ姿を見守りながら登る。ツアー参加の年齢制限があって、参加ギリギリ手前であることを知って、改めて自分達の年齢に愕然としたし、数日前はお互い大丈夫かどうかちょっと緊張もしたが、ま、なんとかフツウに楽しめた。

滝口からの眺めは絶景だったし、50mの落差があるという水飛沫が舞い散る滝壺で泳いだのも印象に残る体験だったが、滝口で食べたフツウの唐揚げ弁当が、この旅で一番美味しい食事だったようにおもう。そんなわけで、西表島のホテルからこのブログを書く、いまとここ。


由布島で水牛車に乗って、全く期待していなかったのに、三線が奏でられる牛車は、それなりにしっとりとした気分になって、一度は経験して良かったと思える観光地なんだろう。似たような気分になったフランスのモンサンミッシェル観光を想い出した。宿泊施設の目の前の海岸で、朝の散歩と夕焼けと満点の星空を楽しめたが、電動ママチャリのレンタサイクルを借りて、珊瑚礁の海岸でシュノーケリングをし、古い寂れた集落に立ち寄って、カレーを食べ、集落を散歩してみた。

島にオンデマンドバスが早朝から夜遅くまで走っていたらエエのになとおもう。宿泊施設と集落と海岸や川を気軽に行き行きし、集落の中の民家をリノベーションした食堂とかレストランとかカフェとかバーとか居酒屋とか雑貨屋とか、住民と観光客が気軽に一緒に食事ができたらエエし、さまざまなアクティビティを通じて手付かずの海と川と山と繋がり、島のいろいろな場所で朝日や夕日や星空を眺め、太陽と月と星と繋がる。山川草木悉皆成仏なんてコトバを想起したが、そんなリゾートを想像してみた…。

明日14日は、大阪に帰る予定だが、台風7号で飛行機は大丈なのか?!
木村工務店は8月17日までお休みで18日から通常営業です。