「好み」

日曜日ごとに雨が降るような感じ。ゴールデンウィークが明けた最初の日曜日で「住宅相談会」と「サヤカレー&kofuku&bake」を開催した日曜日だった。住宅相談会にお越しになった二組のお客さんは、神戸と大阪市内のそれぞれで、新築住宅をご希望され、どちらにも共通する「好み」が、小さな庭というか、オープンスペースがあるライフスタイルを楽しみたい!ということだった。家の面積を小さくしても、緑を眺めたい…..そこで食事をしたい…..。コロナ禍の3年間がそんな気分を助長したのだとおもう。

大した宣伝をしていないのに、しとしと雨降るなか、数名のお客さんがサヤカレーを食べに来て頂いた。顔見知りの方々が多かったので、あれやこれやと会話をし楽しく時間を過ごす。コロナが5月5類になったからだと、今、気付いた。マスクを外してフツウに会話を楽しむ行為が、新鮮に感じ、話が弾んだのかもしれない。あらためておもうのだけれど、それぞれの人が持つ「好み」を聴くのが楽しいし、自分の「好み」をしとやかにシェアーするのも楽しい。

今話題の「ChatGPT」を使ってこんなふうに質問してみた。

これからの現代社会の傾向として、それぞれの個人が個性的でユニークであり、それぞれのライフスタイルを大切にする社会になっていくのですか
ChatGPT
はい、これからの現代社会では個人の個性とユニークさが重視され、多様性が尊重される傾向があります。以下に、その理由と具体的な要因をいくつか挙げて説明します。
  1. 自己表現の重視: 近年、個人の自己表現やアイデンティティの重要性が高まっています。社会の進化や情報の発達により、人々は自分自身をより多角的に理解し、他者との差別化を求めるようになっています。これにより、個人の個性を尊重し、自分らしいライフスタイルを追求する傾向が生まれました。
  2. インターネットとソーシャルメディアの普及: インターネットとソーシャルメディアの急速な普及により、情報の自由な流通が可能になりました。個人は自分の好みや趣味に関する情報を容易に入手し、同じ志向を持つ他の人々とつながることができます。これにより、多様なライフスタイルや考え方が広まり、個人の選択の幅が拡大しました。
  3. 多様性と包括性の重視: 近年、多様性と包括性が企業や組織、社会全体で重視されるようになっています。個人の多様なバックグラウンドや経験が豊かさとなり、創造的な問題解決やイノベーションにつながると認識されています。そのため、社会は個人の個性やライフスタイルを受け入れ、尊重する方向に進んでいます。

ただし、社会全体が完全に個性的でユニークなライフスタイルを尊重する状態になるかどうかは、地域や文化によって異なる要素が存在することを忘れないでください。また、他の価値観や社会的な制約とのバランスを取る必要がある場合もあります。

続けて「ChatGPT」を使って、こんなふうに質問してみた。

個性=好みとしても良いのか
ChatGPT

個性は、個人の好みや嗜好の一部を表す要素ですので、個性を「好み」として捉えることはできます。個人の好みや趣味は、その人が他の人と異なる独自のスタイルやアプローチを持つことを可能にします。人々は自身の好みに基づいて衣食住やエンターテイメント、趣味活動などを選択し、それを通じて自己表現やアイデンティティの築き方を模索します。

ただし、個性は好みだけに限定されるものではありません。個性には、他人と異なる独自の特徴や思考スタイル、行動パターンなども含まれます。好みは個性を形成する一要素ですが、他の要素も含めて総合的に考える必要があります。

また、個人の好みや個性が尊重される社会においても、他の人々や社会全体との関係性や相互作用も重要です。個々の好みが他者への配慮や社会的な責任と調和することが求められます。

要するに、個性は好みとして理解することができますが、個人の個性は多面的であり、好みだけでなく他の要素も含まれることを認識する必要があります。

それぞれの「好み」はそれぞれの個性の一部がら表出され、それぞれなりのユニークさがあって、そういう「自分好み」を大切にしたライフスタイルで過ごしたい。そんな人が増えている傾向にあるとおもうし、そういうそれぞれの「好き」を分析し、デザインや建築に落とし込んでいくのが、工務店としての大切な仕事だなぁ…..なんて感じた、しとしと雨降る日曜日だった。