節分
マゴ二人がうちの家のリビングにやってきてテレビを見たいというので。エエよぉと言う。二人でリモコンを上手に操作してNetflixをチョイスしアニメを見だした。暫く時間がたって、二人のママがやってきて、豆撒きはやった?!と聞く。あわててアニメのテレビを止めて、弟が鬼のお面をかぶり、兄が豆を持って、オニワソト!といって、ちょっと気遣いながら豆を撒いた。前もって話し合いが出来ていた小芝居のような素早さ。このリビングの床に豆をまくぅ?とワタシが小さな声で呟いてしまったら、すごく気を使って、豆を床にパラパラっと置いた。
申し訳けないコトバを言ったなぁ。と心のなかでおもったが、黙っていた。そのまま弟は鬼の面を被って逃げ回る遊びを楽しそうに続け、お兄ちゃんは、何度か丁寧にパラパラと豆を撒くように床に置いて、間髪入れずにその豆を回収し、口にバクバクと入れながら、弟と豆を分け合い、美味しそうに食べた。えっ、その床の豆、食べるのぉ!と心の中で呟いた瞬間、なぜか、回転寿司の迷惑行為のテレビ映像がフラッシュバックした。マゴ達はほんの1、2分ほどの寸劇に満足し、テレビの世界に戻ってクスクス笑っている。そんな節分の日。
その豆撒きの時は、奥方は友達と外食に出かけていた。帰ってきて、恵方巻き食べたぁ?!と聞いてくる。なんとか食べ切れたわ!。ワタシの食事として、恵方巻きとサンマを食卓のテーブルに置いてくれていた。さっき3人で会食したら、3人とも旦那に、恵方巻きを置いて出掛けたという。みな、旦那は家で、ひとり恵方巻きを食べていたみたいやね。とそのワタシと他2人の旦那の姿を想像しながらクスクス笑う。さっきのマゴ二人のカワイイ姿が蘇り、ほか二人のオトコのカワイイ姿も想像しながら、あっはっはっと奥方に笑い返して、節分の邪気を払い福を呼び込むことにした。
土曜日。再び和歌山の山長商店さんに出向いて、心斎橋商店街で施工中の木組みの仮組み作業をおこない、建て方の方法を検討し合う。施主も設計者も構造設計者も現場監督も大工も皆で一緒にあーだこーだと検討し合う機会って久しぶりな感じがし、そうそうないので、ライブな、ものづくり感を味わうと、エネルギーの交流のようなものがあって、帰り際は、お互いに感謝し合って別れた。
会社で【住宅相談会】と「まちのえんがわ」で【 サヤカリー+kofukubook&bake 】を開催した、晴天で穏やかな気候の日曜日。知り合いの人が数人食べに来てくれて、とりとめのない会話をしながら過ごす日曜日も楽しいし、たいした宣伝もしていないのに、若いカップルが立ち寄ってくれたりするのは、カレーの魅力の不思議を感じる。
住宅相談会にお越しになった3組みの方々は、何れも自転車圏内で、リフォームの相談の方々だった。断熱の知識が豊富になって補助金の取得も含めて関心が高いことに驚いた。「既存住宅の断熱性能を早期に高めるために、断熱窓への改修による速攻性の高いリフォームを推進します。」「・既存住宅の早期の省エネ化による、エネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)。 ・2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献。・2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献。」なんていう政府が本腰をあげた住宅政策のコトバによる国民の影響って、あらためて凄いなぁっておもう。
毎月の第一日曜日に【住宅相談会】と【 サヤカリー+kofukubook&bake 】を開催するコトになりました。お気軽に遊びにお越し下さい。