朝風呂朝サウナ夜炭酸泉
よーやく「涼しさ」を感じる心地良い季節になってきた。今日の日曜日の天気は曇りで雨が降らないというのが土曜日の天気予報。朝早く、目が覚めて、空を見上げると、いまにも雨が降りそうな曇り空で、しばらくしたら雨が降り出した。なのでアウトドアーを諦めて、朝風呂朝サウナにする。
小さな頃、よく祖父と祖母に連れられて3人で旅館に宿泊し、それはたいていは白浜のいまはなき川久だったが、朝風呂に連れられたりした。30代や40代は、そんなのどーでもエエ体験の記憶として、食べることも寝ることもお風呂も、ただ食べられて寝られて体洗えれば良く、仕事とその余暇にめーいっぱいだったが、60代を過ぎてくると、そういう小さい頃によくしてくれたエエ想い出や青春の頃のめーいっぱい楽しんだ体験が、第二の人生を生きるちょっとしたエネルギー源になっているような気がする。不思議だ。
サウナブームらしいが、その作法にもいろいろなスタイルがあるのだろう。水風呂のエエ水に浸かりたいという欲望を満たすためには、地方のサウナに行かなければならないような気がするすし、やっぱりフィンランドの湖に浸かるなんてとっても憧れる。自転車旅行で訪れた富山市内のお風呂屋さんのサウナの水風呂の水の気持ち良さが体の記憶として残る。そんなこんなで、最近、湧水がある日本の名水の場所に憧れたりする。ま、とにかく日曜日の心のリラックスはまずは体のリラックスから…みたいなところがあって、ワタシ的には、自転車に乗ったりランニングしたり登山したりするのは、「意識的」に体に負荷を与えた後にやってくる心の気持ち良さリラックスを味わいたいからだろう。体に負荷をかけない日は朝風呂朝サウナが好きだなぁ。
そうそう、自転車で若草山に登った日。家に帰ると、庭隔てて同居する長男家族が友人誘って、庭でテントサウナし、ちょっと大きめのプールでは孫たちが楽しんでいた。帰り道は西日に向かっての走行で熱中症になりそうだったので、ビブショーツ履いたままそのプールに飛び込んだ。水。あーえー気持ち。
緊急事態宣言で不要不急なんていうコトバの問題もあるので、「まちのえんがわ」ワークショップは中止にしている。お客さんが気を使って緊張しながら楽しむのでは講師を含めて誰もが楽しめないしね。今月末に予定していた「包丁研ぎワークショップ」も中止になった。それはそれとして、お盆休暇は、春に予約し奥方が楽しみにしていた温泉旅行は決行することになった。どの旅館も感染症対策バッチリで他のお客さんと全く会わない食事で、フロントと中居さん以外接触がなく、車なので道の駅とサービスエリアで人に会うだけだった。
長湯温泉のラムネ温泉館に入浴する。日本一の炭酸泉らしい。35度のぬる湯で体に気泡がついて気持ちよく何時間でも入れそうな感じ。炭酸泉ぬる湯に入って、熱い炭酸泉に入って、を繰り返すとサウナ的に、いやそれを上回るほど気持ち良かった…というのもあるが、あの藤森さんの建築。心地よい低さと心地良い高さが共存する独特のスケール感の建築で、この独特の炭酸泉を際立たせる、独特に良いパッケージデザインのようだった。
さて、そろそろ、コロナと共存するための政府方針を決定して欲しいものだなぁ…