静寂。
先週に引き続き雨が降り続く今週。お盆休暇は雨ばかりで、温泉入って、食べて、飲んで、最高で体重が3kgほど増えた。アカンアカンと意識して2kgまで落ちたが、それから落ちない。もう自転車に乗る以外は体重を落とす方法がないよな。とおもっていたものの雨続きで乗れなかったが、今日の日曜日は久しぶりに晴れそうだった。午前中だけ自転車に乗る。流石に坂はしんどい。十三峠では何度か嗚咽しそうになった。朝護孫子寺に参拝して46km走ったらもう充分だった。そそくさと家路を辿る。
家に帰って、体重計に乗ると2kg体重が落ちていた。この夜に食べて、また1kgは戻りそうだが、久しぶりにそれなりに体を動かした満足感があって、思わずビールをぐっぐっと飲んでしまい、布団の上でゴロゴロっとしながら、余韻を楽しんでいたら、こんな時に限って、突然の孫2人の襲撃に遭う。暇やから遊ぼっ!という。布団に寝っころがりながら、たわいもない話をしても満足するはずもなく、何して遊ぼかなぁ何して遊ぼかなぁと言いながらどこからか風船を持ち込んできて、布団の上の激しい風船バトルで、「ワタシの余韻」は木っ端微塵に砕かれるのだった。
そうそう、今日の日曜日に自転車に乗って感じるのは、街の不思議な静けさ。長雨とコロナデルタ株の影響なのだろうか。帰り道に立ち寄った八尾空港のオープンスペースは、小型飛行機の離発着がほとんどなく自衛隊のヘリコプターの爆音もなく、静けさに包まれていた。どんよりした雲。虫の鳴き音。静寂。芭蕉的気分になったなぁ。繁華街は人で溢れていたらしい…。
そうそう、お盆休暇の旅館での宿泊で、気になったことがひとつ。スイッチプレートの高さが床から700㎜ほどだった。普通は1200㎜ほどで手をあげてスイッチを操作する所作なのだが、テーブルぐらいの高さなので、手を下げてスイッチの所作をする。子供でも高齢者でも使いやすいのかもしれない。なんだか新鮮だった。
そうそう、今週、大阪の谷町にあるお寺を訪問すると、本堂の外部の垂木と柱と斗栱(ときょう)が、こぶりのコンクリートでできていた。彫刻的な感じで雰囲気良く、内部のその半分は木造でできていて、コンクリートと木造の柱と斗栱がミラー反転されたハイブリット的で不思議なエエ感じのお寺だった。
いま「静寂」を感じるひと時が必要だなぁ……