新緑と自転車と建築
新緑の春だ。最高の天気。とっても気持ち良い気候の日曜日。
なので、久しぶりに自転車に乗ってみる。家から十三峠を登り、駐車場で休憩すると鶯の鳴き声の季節になっていた。今年は自転車で桜を見ることができなかったが、時折ぽっつんと咲く山桜に癒される。フラワーロードを通って信貴山朝護孫子寺へ参拝。「おんべいしらまんだやそわか」という呪文のようなマントラを唱えて拝むように書いてあるのが、不思議で面白い。陳列に飾ってある生花がなんとなく好きだなぁ。
柏原に下る立田古道里山公園手前の丘の階段に座って、コンビニで買ったおにぎりでモーニング。青空と大和ののどかな光景と鶯の鳴き声と葡萄畑とコンクリートの階段がお気に入り。国分へ下り南河内グリーンロードを通って竹内街道手前の道の駅近つ飛鳥太子で小休止。そうそう、久しぶりに乗って、坂を漕げなくて、中学生ぐらいの自転車に追い越された。心のなかで、俺も62やしもうすでに十三峠も登ってるし。と言い訳しているワタシに笑える。
さらに富田林方面へ。南河内グリーンロードを通って、南河内のパン屋さん米夢でお昼にしようと思ったら休みだった。ショックで疲れが倍増したが、気を取り直して道の駅かなんに行くと、今度は人が多過ぎてクラクラし退散した。近くのコンビニでパンとコーヒーで我慢。
そこから石川へ下ると新緑!だった。堰堤沿いの桜は散っていたが新芽が芽吹いてショワショワっとした感じがとっても気持ち良い。サイクリングロードから広場に降りて小休止。向こうに見える石のベンチで寝転がると、日焼けしそうな太陽と鳥の鳴き声と川のせせらぎと二上山のパワーに時が静止した感覚になった。建築をやっていると、こういう居心地の良さや気持ち良さを家造りに表現したいなと思う時があるがムツカシイ…。
大和川沿いのサイクリングロードからの帰り道に八尾空港へ。最近このルートの時は、ちょくちょく寄り道し、小さな飛行機の離発着を眺める。町の中に緑の芝生がある広大なオープンスペース的で気持ち良い。前回のブログの冒頭はJALのE190のウイングレットの写真。可愛らしいデザインで、主翼にこれを付けると燃費が向上するらしい。最近大型機にも後から取り付けているという。小型飛行機には付いていないなと思っていたら、最新のホンダの小型ジェット機には付いていた。
家も設備機器で燃費を良くするだけでなく、建築的な工夫で燃費を良くするには、断熱気密なんだろうが、ウィングレット的なのは、太陽光発電とかOMソーラーとか何なのかね。
そうそう、大阪のコロナ感染者数が爆発的に増加し、まんえん防止等重点措置が発動されたので、5月の連休に予定していた同級生との恒例のしまなみ海道自転車旅はキャンセルし延期することになった。また暫く忍耐が続く春だな。