心の光りとしての照明器具。ライフスタイルの幅を広げるアウトドアー製品。
秋晴れの日曜日。ほんと雲ひとつない青空で、気分爽快。
昨日は「ものづくりセッション」を開催した土曜日で、コロナ禍になって以来、9ヶ月ぶりの開催だった。何人かのひとから早く開催して欲しいという要望もあったが、この催しを取り仕切っている、タケダさんの仕事上の都合も加味し開催を躊躇していたが、ようやくいまの日本のコロナ禍の雰囲気を考慮して、限定30人ということで開催するコトになった。
「ものづくりセッション」というのは、おもに生野区のものづくり企業の若いひとたちが中心となって、デザイナーや商工会議所のひとや学校の先生など、さまざまな職種のひとが参加するなかで、自分の会社のコトや自分自身のコトを皆さんの前でプレゼンしながら、その内容に、皆で、突っ込んだり、共感したり、憧れたりしながら、ものづくりのエネルギーを共有するリラックスしたセッションで、この雰囲気に馴染めるひとたちにとっては、楽しみな時間でもある。
人と人が繋がることで、出会えなかった技術と技術が繋がっていく、そんなプレゼンに遭遇すると、「ものづくりセッション」をやって良かったなぁ…..とおもう。そうそう、照明器具デザイナーのワシズくんのプレゼンで、ルイスポールセンのアーティチョークの話題があって、うちの奥方が、エルメスの鞄を買うのであれば(それ買うのもタイヘンなんですけど)私はこの照明器具を買うわ!っていう男前な発言があって、実際購入し、うちのキッチンの上に鎮座しているのだけれど、「ものづくりセッション」のあと、その実物を実際に見てみたいと言うことで、案内した。内部から見たあと、皆で外から格子越しに眺めてみた。ワシズくんは、心の光りにもなる照明器具を造りたいそうだ。
夜の気温が低くなってきたので、アウトドア薪ストーブで、ピザを焼いた。最近、アウトドアーの面白い製品が沢山あって、新保製作所のロマンチカ薪ストーブの上に乗っかっているのは、尾上製作所のピザオーブンで、購入して、今晩が初挑戦。こんなので上手くピザが焼けるのか不安もあったが、フツウの冷凍ピザでも美味しい。オーブンなので、手羽先も焼いてみたが、美味。ただ、250℃の温度を保つには、そこそこの薪の量が必要で、オーブン付きの薪ストーブの方が効率良いのだろうなぁ。
そうそう、プロ仕様!極厚バーベキュー鉄板厚6mmなるものもネットで購入した。肉だって、お好み焼きだって、格段に味が変わる。こういうのが、道具屋筋などに行かなくても、ネットで吟味して買えるのが、あらためて凄いとおもうし、ライフスタイルの楽しみ方に幅ができる時代だなとおもう。
そうそう、さきほども話題にだしたが、こういう薪とか炭とか意外に手間がかかるし、効率が悪いところもあって、もっと気軽にできるものがないのかと探していたら、最近のひとりキャンプブームで、面白い製品がいろいろあることを知る。で、こんな、ひとりキャンプ用のストーブと一発着火で二人分ぐらいの肉が焼ける炭を購入した。ちびちび焼いてちびちび食べてちびちび飲むにはとっても便利。それと後片付けが簡単なのが嬉しい。
そうそう、最近のアウトドアーで、いちばん、良いなぁっておもうのは、食べたり飲んだりをロースタイルですることで、つい最近の木工家賀来さんのワークショップでも、ロースタイルのテーブルと椅子を製作した。うちの家をリフォームした時も、アウトドアーのデッキスペースは、庇の下で、薪ストーブを置いて、ローススタイルで楽しみたかった。最初はヘリノックスタイプの椅子や、ワークショップで製作したロースタイルのヤベチェアーを置いていたが、最近は無印のビーズクッション小が定番になった。家庭の庇のあるアウトドアーデッキには最適で、いつか、アウトドアー用の無印ビーズクッションがでないかね。
心の灯火になるような照明器具。ライフスタイルの幅を広げるアウトドアーグッズ。「ものづくりセッション」に参加した、それぞれが、それぞれなりに、そんなことを模索しているのを知って、あらためて、これからの時代のありようを考えてみた。