「コロナ禍」という感覚
突然の安倍首相の辞任があったりし、コロナ禍で、さまざまな出来事が起こる2020年。8月が終わろうとしているが、相変わらず猛暑で残暑。それにしてもセミの鳴き声が聞こえない静かな夏だった。猛暑による庭の木々の落葉もようやく落ち着いてきた。そうそう今週は夕立が何度かあった…..。
小学校の通学路を車で走っていると、夕立に出会す。傘もささずにずぶ濡れで歩く小学校低学年の男の子。何人かのお母さんが傘を持って子供達を迎えに走る姿。NHKの「地球タクシー」の運転手になった気分で眺めてみた…..。たまにNHKの「駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ」を見る。なんか、あんなふうにピアノが弾けたらカッコエエなっと憧れたりするが、なんでなんだろ。先週、奥方の実家の墓参りに行って、親戚と会って、食事をして、奥方の実家に立ち寄った帰りに、電子ピアノをもらって帰ってきた。奥方は、いつか、駅ピアノで弾くために練習するのだという。ちょっと笑える。唐突に食卓テーブル横にある棚を片付けて、電子ピアノ置き場を作った。星野源のドラえもんが奏でられ、マゴ達が、鍵盤を叩いている。
うちの家で、研ぎ屋村上のムラカミさんによる「包丁研ぎワークショップ」の特別編を開催した。前回のワークショップに参加できなかった、ごく親しい友人の方々の要望があって、開催するコトになった。3人ほどで開催予定だったのが、なんだかんだ7人ほどになってしまった。仕事の都合で、その場から何度も退出したが、午後1時頃から午後5時頃まで、ワイワイガヤガヤやっていたようだ。ムラカミさんの論理的な「研ぎトーク」が、デパート売り場の実演販売のようで、皆を飽きさせないのだろう。切れ味の良い包丁に、笑顔で喜ぶ女性の姿がとってもエエ感じ。
お盆明けて、数件のリフォームと新築の引き渡しがあったが、蔵をリノベーションしたり、民家をリフォームしたり、自宅のガレージを米粉のパン屋さんにしたり、年齢層、家族構成、ライフスタイルも含めて、「多種多様」だと、あらためておもう。それぞれのライフスタイルのちょっとした違いを、建築のなかに、多種多様に反映させていくことを、このコロナ禍が助長するのだろうか…..。