降り続く雨の日々。久しぶりの青空。なので、あーでもなくこーでもなく。とりとめのない話が、頭をかけめぐった。

日曜日の早朝からセミの鳴き声を聴く。夏近し。

うちの楠木にセミが住み着いて、毎年、泣き叫ぶがごとき大きな声を発するので、うるさいが、暑さを助長するようで、暑さを蹴散らすようで、ま、都会のセミは微妙な存在で、それでも、毎年その発声を聴かなければ、なんだか寂しい。そういえば、昨年は楠木の落葉が異常だった。常緑樹の楠木は、梅雨前後に落葉するが、落葉すると云うより、新しい葉っぱと新旧交代するような感じだが、昨年は異常な量の楠木の葉が落葉した。今年は、フツウなレベル。ひょっとすれば、コロナ異変をお知らせしてくれていたのか…..。なんて、いろんなコトにこじつけてみたくなる、まだまだ予断が許さない昨今のコロナ状況。

今日は19日なので、生野の日ということで、恒例の「空き家カフェ」を開催した。日曜日なので、加工場で、ソーシャルディスタンスを保って、給気と換気に気を使い、扇風機をガンガンまわして、開催したが、近畿大学の社会学部で環境・まちづくり系専攻の田中ゼミの学生さんたちが多数お越し頂いた。日曜日で学校が休みだったからだろう。

先日テレビで「令和版 彼氏にしたい職業ランキング2020」とやらを観たら、「1位メガ系企業デベロッパー(土地や街などを開発する不動産業)」にとっても驚いたが、今回参加した7名の男子学生さんたちも、自分の出身地の「まち」に何らかの形で貢献していきたい。というようなことを真面目に語ってくれて、建築系の学生でないので、ハードウエアとしての「ハコ」ものに興味があるのではなく、ソフトウエアというかアイデアを生み出し実行することで、「まち」に貢献することを目指しているようだった。

「開発」なんていうコトバに、壊して、一掃して、新しいものを新築する。っていうイメージが強いが、いまある、それぞれのまちの歴史やまちの特徴を活かしながら、ちょっとずつプラスしていって、それはリノベーションや新築も含めて、時間軸を積み重ねていく面白さっていうスタイルがあるわけで、特に生野区というまちは、「再開発」っていうコトバがもっとも似合わないまちでもあって、そんなイメージを、空き家カフェに参加されたフツウの方々と、素直に共感しあいながら、意見交換できるのが、案外楽しい!

最近のネット上の連載記事の日経Xトレンドに掲載中の星野リゾートの星野代表が語るマーケティング革命というのが、オモシロイ。「コロナ禍のマーケ思考」や、「デザイン戦略でのクリエータとやり合う日々」「西洋文化にこびないで」「最新こそ最良であるべきだ」などなど、建築家とランドスケープデザイナーと施主である星野さんが、どんなチームとしてケンチクというものづくりとリゾート運営をしているのか、その関係性と考え方に興味がわく。

そうそう、日経新聞の「私の履歴書」に最近掲載されている、現代美術作家の杉本博さんの連載がとってもオモシロイ。ここ最近、毎日掲載されるのが楽しみ。会社のワタシの座席の後には、八百万の神々のお札とともに、コトバノイエのカトウさんから頂戴した、杉本博の「Seascapes 海景」のポストカードが5枚貼られていて、毎日眺めているので、そんな影響が大いにある。その時々の生き方を時間軸で積み重ねていく過程のなかで、その主要な作品が「ハップン」する雰囲気に、ちょっと魅了される。

コロナの影響なのか、マゴたちの幼稚園が、今日の日曜日から夏休みに突入した。嬉しいのか、早朝の6時から寝室に乱入してきた。布団に潜り込んで寝たふりする奥方。朝風呂に入って、ラジオ体操で応対するワタシ。そうだ、きっと前日の夜に、枝豆を一緒に食べながら、その食べかすで造った枝豆ジェンカが楽しかったのだな。長男の奥方の福島県の実家から送られてきた枝豆なのだ。毎年楽しみ。この場をかりてお礼を言っておきたい。

降り続く雨の日々。久しぶりの青空。なので、あーでもなくこーでもなく。とりとめのない話が、頭をかけめぐった。

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