7Days BOOK COVER CHALLANGE

4月29日から5月6日までの、ステイホーム休暇が始まってみると、それなりに嬉しい気分と共に、こんなコトで、これから先、現場は大丈夫なのだろうか、会社は、経済は大丈夫なのだろうか….という不安が時折押し寄せてくるが、29日、30日、1日、2日と、とっても良い春の天気で、庭の木々が、まさに新緑だったので、なんとなく、のんびりした時間が過ぎていった。

「家で過ごす時間が最良だという家造り」を心がけているものの、いざ、外出することに制限がかかると、ほんとにエエ時間を過ごせる家なのかどうか、あらためて考えてみる機会になった。うちの家は、昨年2019年の春に、リフォーム工事が完成したものの、ステイホームを想定した家でないので、それなりの改善点を、いろいろ模索する休暇として、家で過ごしてみようとおもう。

祖父の代からの敷地を引き継いでいるので、生野区という密集市街地のなかにも関わらず、少し広い目の庭がある。家族が増えるに従って、祖父が、小さくても「広場」が必要だと主張して、長屋を2棟分ほど解体し、最小限の木々の庭とスペースを作った。ここに木を植えたらアカン、遊べる場所として残しとけ。と云っていた。そのお陰で、このコロナストレスを解放するために、時としてマゴ達が遊ぶ。ワタシもこのスペースのお陰で、気分が解放されるのだと、今回、あらためておもったが、その庭を維持するために、ほぼ毎日掃除が必要で、それが面倒くさいコトでもあり、それなりの負担でもあって、「家と庭と人」との良き関係性を築いていくためには、なんらかの負担や努力のようなものがそれなりに必要なのだと、あらためておもう。

こんなに長時間、家で過ごす必要性に迫られると、少しでも庭があるにこしたことないが、せめてベランダのようなソト空間がないと、なんとなく息苦しくなって、どうしても外出したくなる。この5日間、朝、昼、夜と、かなりの時間、デッキで過ごした。珈琲飲んだり、本読んだり、SNSで繋がったり、食事をしたり。このコロナステイホームウィークは、家造りとしての「ウチとソトとヒト」の良き関係性を考えるきっかけでもありそうだ。

長時間、家で一緒に過ごすと、ひとりになれる居場所と、一緒に集まれる居場所の、その両方がバランスよく必要だと、あらためておもう。狭いスペースを工夫した空間の方が、茶室的な心の広がりがうまれそうなので、一畳ほどのパーソナルスペースで充分だけど、それぞれがひとりになれるスペースが、より良い関係性を築くのに必要なのだろう。うちも、食事以外は、夫婦それぞれ、お互いの居場所を移動しながら、ひとりの時間を過ごしている。

そうそう、フェースブック上で、7Days BOOK COVER CHALLANGE なるものが、コトバノイエのカトウさんから回って来た。どうやってこの8日間を過ごそうかとおもっていたので、毎晩これを遊んでみることにした。

 

 

 

それはそうと、こんな感じで毎日の食事を工夫しながら過ごしている。

 
  
  
    

 

ワタシの5日間はこんな感じだったが、このとっても特別なゴールデンウィーク、皆さん、どんな工夫しながらお過ごしですか…。