コロナな日々。
コロナな日曜日。木村工務店でも、今週の水曜日から、会社と現場でのマスク着装を決めて、社内はマスク。打ち合わせはマスク。現場もマスク。昨日土曜日の地鎮祭もマスク。建築関係では、ウォシュレットなど中国生産の住宅部品関連の納材がストップし、お引き渡しが出来るかどうか大問題な日々で。株は大暴落。学校の休校が決まる。予期せぬ本格的なコロナショックとマスクな日々が始まった。土曜日にうちの家でテクトニックカルチャーな懇親会を8名ほどで開催するコトになっていたが、世の中の流れに従って、複数人の密室集会は中止することにした。2週間ほど静かに過ごすのが良さそうなので、そのように同調することにしたが…..。
住宅相談会のあった本日のコロナな日曜日。参加予定の二組の方から、キャンセルのご連絡があるかと思いきや、皆さん、元気よくお見えになって、午後のひと組目のAさんは、男性お二人が、マスクなしで、ご参加頂いて、一応、エチケットとして、こちらはマスクをしてお話したが、お互いの合意ができているのなら、別に気にする事ないような気がして、コロナな対応って、どうあるのがバランス良いのかと考えてみたりした。
阿倍野で長屋を購入された男性ひとり住まいのご相談で、中古マンションを2千万円以上の費用で購入するよりも、中古の長屋を1000万円以下で購入し、1000万円以下でリフォームすると、かなり素敵な暮らしが出来そうで、庶民的な町中駅近の長屋を探してリフォームするライフスタイルをその場で即興的にプランニングしながら一緒に模索したが、確かに、長屋を購入するには勇気がいるコトだが、その不安を乗り越えると、生活感溢れるその町に、快適な室内空間を造って移り住む、コストパフォーマンスの良い住まい、というか高バリューな住まいが、実現出来そうで、借家住まいでない、マンション購入でもない、都市生活者の新しい長屋ライフスタイルがあるようにおもえた。
午後3時からのBさんは、女性3人の親子が、マスク姿でお越しになって、生野区の長屋住まいのリフォームのご相談で、近くの銭湯の休業が、家風呂がなかった長屋をリフォームするきっかけになったそうで、母と娘二人の女性3人のライフスタイルを将来的な家族の在り方も考えながら、即興的なプランニングを設計のタナカくんと一緒にあれやこれやと考えた。ひとりになれる居場所と皆と一緒に過ごす居場所をどのように一体空間的に共存させるのかがテーマなのだろが、最近は、シェアハウスやゲストハウスなどそんな施工例がイロイロあり、そんなのを思い浮かべながら、一緒に女性3人のライフスタイルを考察した。
お客さま3人と木村工務店のワタシたち2人の計5人がマスク姿で打ち合わせ室のテーブルを囲む姿は、まさしくコロナな影響下の特殊な状況だとおもうわけで、一刻も早い、収束をお願いし、祈りたいものだなぁ…..と、そんな想いを強くしたコロナな相談会だった。