なんじゃぁこりゃぁ

朝起きると、iphoneのロックが解除できなくなっていた。なんじゃぁこりゃぁ。なので、朝早くからアップルサポートにアクセスし、サポート予約したら、電話が掛かってきて、iphoneのロック解除する呪文と、林檎ちゃんマークでフリーズしたままを解除する呪文を教えてもらう。ituneに繋いで初期化する方法を丁寧に指導してもらい、icloudのバックアップで元通りになって、ひと安心。でも午前中が潰れてしまった。icloudの容量オーバーの月額追加料金を支払っておいて良かったなぁ….。

そうそう、海外研修旅行の帰り、伊丹空港に到着したら、マゴ達が迎えてくれるサプライズがあって、走り寄ってきたマゴを抱え上げて、ドラマみたい。とおもいながら、喜んだが、到着出口の丸福珈琲店で、ちょっとしたマゴ達の食事と珈琲飲んだら、これぇ、タクシーで帰る金額と同じか、それ以上やな…..と呟いたものの、いやいや、タクシー代金より遙かに価値がある支払いだった。

そんなマゴ達に、小さなおもちゃとか、ミニカーとか、絵本とか、飛び出す紙模型の葉書とか、プレゼントしたが、なんというか、奥方とか、息子とか、息子の奥さんとか、全く、お土産物のアイデアが思いつかなかったし、えっ!こんなん買ってきたん…..なんて云われそうなものしか、買えないワタシなので、マゴ達も、そんなに喜んでいなかったようだが、唯一、自分のために買ってきた、パリの街を案内した、ポップアップする絵本を気にいってくれて、これぇどこぉ?っと凱旋門やエッフェル塔をさして、説明を求められ、ノートルダム寺院の尖塔が無くなったコトを奥方から教えられると、そのページを開けては、どうして無くなったのぉ?と聞かれ、火災で無くなっちゃったのぉ。と応えるくだりを、3、4度繰り返した。

確かに、尖塔の無い、ノートルダムは、権威ももぎ取られたような感じがした。「垂直性」を象徴する建築的な意匠は、大切なんだなぁ…..と、セーヌ川クルーズから眺めたのだ。

そういえば、バスの車窓から、飛び込んできた、丘の上に建つロンシャン教会の、白い巨根のような塔が、真っ青な青空の中で、「爽やかさと、なんじゃぁこりゃぁ」が同居した、ワクワクする姿だったのが印象的だった。きっとコルビジェは、尖端を持った尖った古いタイプの塔を作りたくなく、丸い塔にしたかったのだろうなぁ….。新しいノートルダムはどんなデザインになるのだろう。伝統を革新して欲しい。

そうそう、マゴが指さすのは、ポンピドーセンターで、これぇ、なに?って聞くので、ジィが、パリで一番好きな建物。って応えた。へぇー。ふぅーん。そうなのかぁー。って相槌をうってくれたが、石造りの建築が並ぶなかに、鉄の塊のエッフェル塔が、芝生から見る姿と、反対側の、石の床材の舞台のようなところから眺めるシュッとした姿とが、それぞれに趣があって、美しかったが、なによりもあのシックな色がお洒落なんだろうけど、現代的な鉄の塊のポンピドーセンターは、ポップな色合いの配管とともに、あの街並の中にある「鉄の塊としての、なんじゃぁこりゃぁ」がカッコエエのだろう。入り口に向かって下り坂になっていく広場に、皆が腰掛けて、寛ぐ姿は、イタリアのカンポ広場が、同じように、下っていて、そこに腰掛けて寛ぐひとたちの姿とダブった。

マゴが、ルーブル美術館のピラミッドを指さして、これぇ、どこぉ?と聞くので、ルーブル美術館。って応えると、あまり魅力的ではなさそうな表情だったが、ルーブルの本屋さんで、一緒に旅行をした建築家の秋山東一さんに、良い本を見つけたと、教えていただいて、一緒にその本の場所まで戻って、その本をゲットしたのが、「Building the Louvre」で、ルーブルの成り立ちをひもといた本なのだけれど、1190年の小さなお城が、年代ごと、権力ごとに、さまざまな建築として拡張され、積み重ねられた時間と歴史の建築を、受け継いだり、壊したり、改修したりしながら、現在のガラスのピラミッドがあるルーブル美術館になったようで、「積層された時間の建築」ともいえそうで、そういえば、見学した、モンサンミッシェルも「積層された時間の建築」だった。

ま、そういう、建築を創っていける工務店でありたいものだなぁ…..。

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