63回精親会研修旅行
精親会という協力業者の懇親会があり、その研修旅行があったのが、この6月2日日曜日と3日月曜日のコトで、63回めともなると、慰安旅行と呼ばれながらも、会社のルーティンとして、大まじめな仕事であって、特に、うちの社員も、協力業者の社長さんや番頭さんも、若いひとたちが、増えてくると、こんな旅行を共有体験しながら、フェースtoフェースの対面を通じて、建築という現場でのものづくりでの、コミュニケーションを円滑にするための、潤滑油のようなものになっているわけで、それゆえに、先代から引き継ぐ伝統は、「バス旅行とお膳の宴会」なんだろう。
今年は、高知で、皿鉢料理を食べたので、お膳ではなく長テーブルだったが、それでも、それぞれの、前に座って、お酒を注ぎ、返杯を受けるスタイルが、必須のスタイルで、このスタイルが、時に楽しい。先代、先々代から教えられたことは、シャチョウが、上座の真ん中で、デーンと座って、お酒を注がれるのを待つのではなく、誰よりも先に、上座から降りて、お酒をひとりずつ、全員に、丁寧に注ぎにいけ! という伝統で、先代先々代に比べて、ワタシの酒量は3分の1ほどなので、そのことを知る皆も、ワタシの返杯には、手加減をしてくれるので、50人ほど全員に、コミュニケーションをしながら、お酒を注ぎ回れるわけで、遊びのような仕事のような修行のような木村工務店の伝統行事としての懇親会でもある。
最近は、「建築見学とスポーツ体験」が大切なテーマのひとつとして加わって、有名建築家の建物を共有体験するコトを通じて、「ものの見立て」のようなものを皆で共有し、設計者の意図や施工者の熱意のようなものを共有するわけで、今年は、坂本龍馬記念館と堀部安嗣さんの竹林寺納骨堂と内藤廣さんの牧野富太郎記念館を見学した。
↑ 竹林寺納骨堂では、板金の職人さんと、屋根の納まりについて、あーだこーだと言いあえるのが楽しかった。
↑ 最近できた、会館も見学する。
↑ 牧野富太郎記念館は、生憎の雨だったが、お陰で、雨のなかで軒下で過ごす心地良さ、緑のみずみずしさを味わえたのが、良い体験になった。
今年のスポーツ体験は、吉野川小歩危ラフティングだった。ゴルフ以外のスポーツで、誰もが一緒に共有体験ができるスポーツを探すのだけれど、なかなか見つからないが、以前にも体験した吉野川でのラフティングが今までで一番楽しく、また是非、まだ経験していないひとたちと一緒に、やってみたい!!!という意見が圧倒的に強かった。
それにしても、スポーツの共有体験は、妙に仲間意識が強まるのが、とってもおもしろい。
参加した、皆さん、ご苦労さまでした!そして、ありがとう!