YouTube的

 

久しぶりにスキーに行くと、斜面やコブなどを滑った身体的感覚が残像のように残っていて、そんな感覚のまま、何気なく、YouTubeを見ると、スキーを滑るビデオ映像が沢山あるコトに今さらながらに知って、それに、新しく購入したたテレビは、YouTubeをフツウに見ることができるので、もはやソファーにゴロンとなりながら、テレビ感覚で、大画面のスキーを滑る映像を眺め続けていると、コブはこう滑る…..みたいな山ほどあるビデオが次から次へと流れて、それに身体の足首や膝や腹筋や腕が微妙に反応し、今週も行きたいなぁ…..、なんていう身体的感覚として欲してくるわけで、シニアな世代が滑っている映像も沢山流れて、気が付いたら深夜になっていた。

車の走行距離が22万キロを突破し、エンジンもしんどそうで、そろそろ買い換える時がやってきて、そうすると、YouTubeには、車の試乗映像が、メチャクチャいっぱいあるわけで、プロのレポートより、ユーチューバーのレポートの方が圧倒的に面白く、参考になるので、すっかり試乗した気分になって、こうなったら、実際に試乗することなしに、購入してみようかとおもうのだけれど、そんなので、エエのかどうか(笑)そうそう、そういう車の試乗レポートに関連付けられて、車中泊みたいな映像が、次の映像として流れて、それに紐付いて、さまざまなリアルな車中泊の映像が、見れたりするのが面白く、ワタクシタチ家族も、子供達が小さい頃は、何十泊と、いや百泊を超えているかもしれないが、車で寝たりしながら、スキーやキャンプや旅を楽しんだのだけれど、ここ5年以上遠ざかると、あっ、いま、こんな道具あるのか…、こんなやり方があるのか…、みたいなコトに感心させられて、気が付いたらまた深夜になっていた。

気軽にビデオが撮影出来、気軽にSNSでアップ出来、気軽にその映像を視ることが出来る時代なんだと、今頃、あらためて認識して、こんな映像に刺激を受けて、その欲求の満たし方が、今までとは、微妙に違うスタイルに変化していくのだろし、昔は、雑誌や映画に刺激を受けていたのだろうが、YouTubeの映像には、リアリティーというか、生身の人間性があって、より個人的な趣味の分野で、それぞれの共感を得て、道具を買ったり、その場所に出向いたりするのだろう…。

今日は住宅相談会があった日曜日で、午前中のAさんは、奈良で、ちょっと特殊な状況の土地を購入するか検討中で、前回から1ヶ月後の今日、たたき台案としてプレゼンをしたのだけれど、最近は、若いスタッフが、BIMといわれる、建築系のソフト、アーキキャドの3D画像で、ウォークスルーをしながら表現できるようになって、土地と周辺建物との関係性も含めて、ヒトの目線として、中からも外からも、それなりにリアルな感覚で、眺めたりし、部屋に入った気分で、イメージを確認しあっていると、あらためて、シゴトの分野でも、映像で、感覚を共有しながら、打ち合わせをする時代になってきたなぁ…と感じた。

3Dな表現が出来る道具を、気軽に上手く使えるようになるのが、これから求められているスキルなんだろうが、人気のある映像を見ると、技術より「センス」が良いヤツなんだと、いまさらながらにおもうわけで、「センスを磨く」なんていうことが、教育としても求められているのかも…と、沢山の映像を見て、このブログを書きながら気付いた、日曜日の夜だった。