フラッシュバック

それが、ぎっくり腰なのか、腰痛なのか、定かでないが、日々徐々にな~んとなく回復に向かっていて、右腰の奥のあるカ所に、依然として違和感があることと、ラジオ体操をやってみると、前屈が、通常の半分ほどしか出来ないことが判明し、右斜め前に曲げることがうまく出来ないことにも気付いた。靴下をはくことは、上手に出来るようになってきたが、あと一歩。ぎっくり腰で、マッサージに行くのはダメよ!っとアドバイスをもらったりして、えっあっそうなんですかっ!確かに…..と返信した。一昨日、近くの現場に行くために電動ママチャリを乗ってみたら、段差の振動があるときに、腰をかばっている私を発見し、流石にまだロードバイクに乗るような状況ではなさそうだったが、さりとて、なんらかのリハビリ的運動は、必須なのだろう。

こんな身体的状況の日曜日の朝。奥方と二人で、お盆休暇に入った、和歌山の花山温泉に、リハビリ的入浴として行くことにした。あの27度ほどの炭酸源泉掛け流しの浴槽の心地良さが、身体的記憶として残っていたからだろうが、朝8時30分に到着すると、そこそこいっぱいの人で驚いた。当然、年配の地元のひとが多く、和歌山弁の抑揚で繰り広げられる世間話を小耳に挟みつつ入浴を繰り返していると、隣接する女子風呂からも会話の響きだけが延々と聞こえていて、こういうお風呂場の声の響きというのが好きだなぁ…..。

青森の三内丸山遺跡を見学に行った時に、開場まで時間があり、すぐ近くの三内丸山温泉の朝風呂に入り、その時に、お風呂場に反響し延々と響いていた青森弁が、外国語のように聞こえて妙に心地良く、ガラスブロックの天窓から降り注ぐ朝日の心地良さと、超熱い温泉の火照る体の身体的記憶と共に、強い印象として残っていて、その時の光景がフラッシュバックし、こういう地方温泉のシチュエーションが魅力的なのだろうが、ま、延々と会話が続くと、もうちょっと、静かにしてほしいわ…..みたいな気分も含めて、地方温泉のオモロさなのだろう。

27度ほどの炭酸源泉の掛け流しの浴槽が一番人気で、鉄分で湯船がま茶色なので足腰が見えず、なので、顔だけがお湯からニョキッと出ていて、年配者が多く、タオルを頭に置く人もいて、わりと密集状態なので、その光景が、ちょっとグロテスクでオモロイ光景だが、私もその一員となっているので、笑うに笑えず、そんなことより、妙にリラックスする温度と泉質なので、誰もが、しかめっ面でなく、リラックスしている顔が、茶色の湯に浮いているのが、エエのだな…..。

サウナに入ったり、熱いお湯に入ったり、いろいろ繰り返しながら低温の源泉に入っていると、このまま、足を伸ばして、浮いていたら気持ちエエやろなぁ…..と思えてきて、ところが、ひとがいっぱいで、足は曲げるしかなく、そんな、ほんの微妙なフラストレーションが、ある光景をフラッシュバックさせた。大学生の頃だから1980年の始めだとおもうが、アルタードステーツという映画があり、そこにアイソレーションタンクというのがあって、ひとりだけが入れるタンクにプカプカ浮くというタンクなのだけれど、それが、浜松にあるので、夏休みの旅のひとつの小さなイベントとして、皆で一緒に入りに行こうと誘われて、数人で旅をしたコトがあって、その時のタンクの中で浮いた青春時代的な記憶が蘇って、そんなこんなで、腰のリハビリも兼ねて、リラックスする時間を過ごした。

昼から住宅相談会にお客さんがお見えになることもあって、2時間ほど温泉で過ごし、すぐに帰ることにして、温泉とインターチェンジに近い、丸花というお店で、ちょっとだけ並んで、ラーメンを食べたが、運転中、そのコッテリ感が口に残っていて、それで、高速のサービスエリアで、口直しに、ソフトクリームでも食べようと立ち寄ると、超偶然にも、うちのワダ大工とそのご家族にバッタリと出会す。釣りの帰りらしいが、先週の長しソーメンで奥さんと子供さんにお会いしたばかりで、和歌山に行くと、なぜか、仕事関係の身近なひとと、よく出合う不思議。

今日の住宅相談会は、生野区で、現在お住まいの鉄骨造3階建ての家を、リフォームしようとお考えのミドルエージのご夫妻がお見えになって、終の棲家に伴うリフォームの要望も最近のあるあるで、お話をお伺いしながら、設計の田中くんと一緒に、即興的にプランを作成し、ご要望に叶いそうなプランになったが、いつの時代も当たり前の事ながら、予算というのが、問題なのだろう。それにしても、こんな即興的なプラン作成が、4人で繰り広げるセッションのようで、楽しく、ご要望とタイミングが会えば、是非、「セッション的相談会」にお越し下さい。

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