餃子。

とってもエエ天気でエエ気候の日曜日。久しぶりに予定がな~にもない日曜日だった。前日の土曜日に、美味しい餃子屋さんがあるから一緒に食べに行こうと誘われて、大東にある丸正餃子店本店へ行く。初体験。午後3時から予約受付で、午後5時に来て下さいと言われ、その時に、何人分食べるかを「宣言」するらしい。打ち合わせが長引いて、出発が遅れ、ぎりぎり午後5時2分に到着し、お店の扉をガラガラと引いて中に入ると、カウンターだけの店で、席に着くなり、4人前二つと3人前一つの事前に予約した3人分が、用意されていて、ジャストインタイムで、カウンターの上に置かれた。小ぶりの、こんがり焼き色がついた、いかにも美味しそうな餃子を眺め、カウンターに座って、前を見ると、カウンターの前には、丁稚奉公のような感じの若い男の子と女の子が、餃子の皮をとっても丁寧に包んで、木箱の上に丁寧に並べていた。その背面の壁に、餃子とビールとだけ書いたメニューが印象的だった。

店主らしき年配のおっちゃんが、鉄板の上に、丁寧に沢山の餃子を並べ、焼き始めると、フライ返しに油か何かを付けて、餃子の上に垂らしていく、そのうしろ姿が、魔法の棒で、呪文を唱えているように見えて、いかにも職人気質を感じる、身のこなしと体つきで、餃子を並べたり、返したりする時に、踊ってるようにリズムをとるその後姿が、どちらかと言えば呪術的にさえ見えたのは、その体型と身のこなしにもよるのだろうが、餃子専門店の老舗として、何十年もひたすら餃子を丁寧に焼き続ける年季の入った職人さんの姿が、とっても魅力的だった。こういう商売の方法もあるのだなぁ…..。これはこれで凄いなぁ…..。と、お店に漂う、ちょっとした緊張感とともに、薄皮の美味しい餃子を食べた。

  

川西で打ち合わせが終わった帰り道、阪神高速の法円坂で降りて、先日リフォーム工事をし、「まちのえんがわ」で、珈琲ワークショップも開催して頂いた、ルプラ珈琲さんに立ち寄り、自宅用に、ブラジルのフクダトミオさんの豆を焙煎してもらいながら、あれやこれやと四方山話を楽しむ。ルプラのニシミネさんと知り合ってから、うちの会社でも、珈琲豆を、月に何度か郵送してもらって、社内で、社員の数人が、豆を引いて、ドリップ珈琲を楽しむようになって、私もここ1年ほど、休憩時に、毎日のように、会社のミニキッチンで、ドリップ珈琲を楽しむようになった。

ユニマットさんが、オフィスに珈琲の機械を導入するビジネスを考えたと聞いた事があるが、合ってるのかどうか?最近のサードウェーブ的な流れからすると、オフィスで、自分で豆を引いて、自分でドリップ珈琲を入れる、落ち着いた時間そのものが、休憩時間の楽しみとなるような、そんなドリップ珈琲コーナーが会社にあっても良さそうに想うようになったのも、ニシミネさんと出会ってからで、珈琲で地域の活性化をいしている人として、最近、テレビにも何度か出演していて、写真の焙煎機は70年前のフジローヤルの焙煎機らしく、老舗の珈琲専門店のあらたのアプローチを垣間見る想い。

  

自宅のリフォームにあわせて、15年ぶりに、液晶テレビを買って、テレビ設置用の家具を作り、壁掛け設置する作業を、うちの協力会社で電気工事を担当してもらっているMK電気のカヤくんにお願いしたが、最近は、LANケーブルや、HDMIケーブルを2本も3本も仕込んでおく必要があり、その配線のための配管スペースがそれなりの大きさが必要で、新しいテレビには、HDMI端子が4つある機種もあって、HDMIケーブルの頭がそこそこ大きく、3つも4つも先行配管するのが、大変な作業だと知る。

偶然にも、サッカーワールドカップが始まった日に設置し、ポルトガルとスペイン戦を大画面で見ながら、職人的なレベルの高いプレーにみとれつつ、ピッチでそれぞれの選手がプレーしている姿を見ているうちに、3、4人がかりで、大型液晶テレビを壁掛け設置するのに格闘している作業がフラッシュバックして、配管スペースとDVD等の置き場や棚の中の配線処理の設計が案外面倒くさい作業なのだと、棚の中を眺めつつ、餃子の職人さんたちも、珈琲の焙煎も、面倒くさいことを、面倒くさがらず、丁寧にするのが、大切なコトなんだと、口の中に、あの餃子の具材の甘みが蘇ってきて、魔法使いのような餃子の職人さんの後ろ姿に刺激をうけた土曜日の夜だった。

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