その日その朝その昼その夜その深夜。
日曜日。早朝に目が覚めて、久しぶりに自転車に乗って、十三峠からフラワーラインを抜けて、信貴山の朝護孫子寺の境内に立つと、大和盆地の屋根屋根が朝日に照らされて、キラキラして、とっても美しく、暫し見とれる朝だった。葡萄畑を通過し、三郷の方に降りて、モーニングが食べられるカフェに立ち寄ると、生憎の休業で、スマホからホームページを調べると、家族との時間をとるために、日曜日を休業にするという。そりゃ仕方ないね。なんておもえたりするのが、最近の働き方改革の影響なのだろう。誰もが、どんなライフタイルで、どんな働き方で、仕事と家族と遊びをバランス良く両立させて生きていくのかを悩む時代で、二兎を追う者は一兎をも得ず、なんていう諺が常識のように機能し、躊躇していたことが、大谷選手のように、二刀流として活躍できる可能性を模索するような時代で、さて、このカフェの家族は、どんなライフスタイルになっていくのだろうかね…..。
昨夜はとっても寒く、布団にくるまるようにして寝たので、今朝も少々肌寒く感じながら自転車に乗ったが、お昼からは、半袖で過ごせる心地良いエエ気候になって、そんな陽気のなかで、造園のイエタニさんによる、プランター台を製作するワークショップがあり、そのデザインを大手のインテリア設計施工会社で、デザイナーをしている、「まちのえんがわ」の隣に住む、通称サッチーが担当した。こぢんまりしたワークショップだったが、出来上がった作品に、参加者の誰もが笑顔になる姿を見て、少人数故のアットホームなワークショップの良さを再発見した心地良いお昼だった。
夕方からは、加工BARで、ワークショップ後の懇親会を開いたが、イエタニさんの呼びかけで、ワークショップとは関係なく、80人ほどの多くの人が集まって、あれやこれやと懇親を深め、リラックスして楽しめる夜となった。それにしても、ほとんどが、ものづくりをしている人達で、また、頑張ろう!っという、そういう集まりになるのには、何が影響するのだろうかね。集まるきっかけ、呼びかける人、手伝う人、楽しむ人、場、気候、天候、それぞれの事情のタイミング。それらが、バランス良く組み合わさった、「いまとここ」だったからだろうな…..。参加頂いた、皆さん、ありがとう!
そうそう、こうして、その後のブログを書き出してみると、ある瞬間に眠っている「私」がいて、そんな、その日その朝その昼その夜その深夜だった…..。