ベルリン と コペンハーゲン と オオサカ

お盆休暇が17日で終わり、流石に、18日金曜日と19日土曜日は、打ち合わせでバタバタlし、それで、土曜日、唐突に、「日曜日日帰りしまなみ自転車」のお誘いがあったが、流石の流石に、体が気怠く、早朝に目が覚めることもなく、ぐっすり寝入ってしまった。旅行中の食事と、飛行機は、エミレーツのドバイ経由での、食べて、寝て、ビデオ見ての飛行で、帰ると、2kgほど、体重が増えていた。なので、自転車で消費したい気持ち、満々だったが、体と心と考えは、相反し合いながら、三方向に引っ張り合って、ベットの上で、ピタリと静止した状態の、今日の日曜日の早朝だった。

朝、久しぶりに、孫のイッケイの顔を見ると、いきなり、リックを背負い、帽子を被り、手を繋いで、外に行こう!とアクションを起こしだすので、そのカワイさにちょっとクラクラし、そうそう、自転車に乗りたかったこともあったので、イッケイママの電動ママチャリを借りて、2人で、大阪城と難波宮まで、サイクリング散歩に出かけた。ベルリンでも、コペンハーゲンでも、自転車を借りて、街を移動した印象が、体の一部に、記憶として、残っていたので、きっと、オオサカの下町とベルリンとコペンハーゲンの街を、自転車で移動した感覚の違いを、記憶に留めておきたかったのに違いない。

ベルリンに3日間滞在したあと、デンマークのコペンハーゲンに移動し、2日間滞在した。コペンハーゲンは、とっても美しい街並で、観光客も多く、古い街並みの歩行者天国の繁華街ストロイエ通りは、大阪的に云えば、心斎橋や道頓堀のようなもので、その感覚で例えると、ベルリンは、アメリカ村初期のような、街のありようなのかもしれない。女性と一緒に観光するのなら、圧倒的にコペンハーゲンだが、暫く住むとしたら、ベルリンで、いろいろな、面白そうなひとたちと、会って、何かを創造してみたいとおもう。

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コペンハーゲンの伝統的でカラフルな運河と港町のニューハウンにあるホテルで宿泊したが、今回の私たちの旅の大きな目的のひとつは、ヨーロッパの近代建築や現代建築で、人魚姫造やチボリ公園や城や宮殿や教会は、放棄した。ブラックダイアモンドと云われる王立図書館とその周辺にある現代建築やクリスチャニアと呼ばれるコミューンを自転車で廻ったが、新しい建築と、古い街並みが、うまく共存しているのが、エエ感じなわけで、そういう周辺環境に配慮した現代建築に、より魅力を感じた、コペンハーゲンでもあった。

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そうそう、コペンハーゲンから1時間ほど電車に乗り、海洋博物館とルイジアナ美術館を見るのが、楽しみのひとつだった。どちらのカフェレストランでも、素敵な時間を過ごしたが、特に、ルイジアナ美術館のレストランが、素晴らしく、あんなに大勢のひとが、美術館で、笑顔を交えて、エエ雰囲気で、食事をしている光景をみたことがなく、環境と建築と美術の融合による力を感じたひと時だった。

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小路から暗峠街道を大阪城に向かって、イッケイを前に載せた電動ママチャリで移動すると、ベルリンやコペンハーゲンの街との美しさの違いに、数分間、違和感を感じるが、そんなの、すぐに、慣れ親しんだ、街に、戻る。そんな感覚で良いのかどうか、どんな街になるのが、良いのどうか、まったく、わからないが、取り敢えず、誰もが、「街を気遣う」キモチを持つことが、必要コトかな。と、そんなふうにおもえた、日曜の朝の、オオサカの街の、自転車散策だった。

投稿者 木村貴一 :23:59