キッチンを中心としたリフォームの計画中である「東大阪市T邸」ですが、
様々な要望からオーダーキッチンの「モーリショップ」のショールームで機器やデザインを確認しながら計画することになりました。
本命のガゲナウの加熱機器を見つつ、お値段を確認しながら「しますよね~」「しますね~」と苦笑いの会話を交えつつ、利点やお手入れ方法も説明してもらい、国産のガスコンロも一応確認するものの、火力やデザインに物足りなさがありました。お魚焼きグリルは使用するか等も確認の上で、お施主様の好みに合ったのがスウェーデン製ASKOの4連ガスコンロです。
ガゲナウの加熱機器(鉄板、ガスコンロ、グリル)
ASKOガスコンロ
ガゲナウ加熱機器を3連使用よりお手頃で、シンプルかつ無骨でかっこいい。火力も強い!
今回は厨房のような広いキッチンの計画だからこそ設置できる幅120cmのガスコンロです。
そのため、標準仕様(90cm)でも存在感のあるレンジフードも幅120cm。
空間のポイントになるようにお施主様も思い切って、レンジフードは情熱の赤をチョイスいたしました。
人工大理石のカウンターに、落ち着いたオフホワイトの扉の面材。
マットな黒塗装の水栓など、どのようなキッチンになるか、とても楽しみです。
そしてキッチンの計画の際にいつも問題になる冷蔵庫奥行き問題。
国産の冷蔵庫の奥行きが大きいため、家具の適した奥行きよりも10cmほど出てきてしまいます。
モーリショップに置いてあったドイツ製「LIEBHERR(リープヘル)」の冷蔵庫は奥行きが押さえられ、デザインもかっこいい。ただ、とてもお高い。
一度は検討したもの、断念し、今後買い換えも考えたキッチン家具の計画に変更しました。
正面のデザインはリープヘルの方が断然高級感があり、かっこいいのですが、
AQUAのこちらの冷蔵庫も奥行きが抑えられ、使い勝手も良さそうで、現在買い換えの検討中。
国産家電は10年で買い換えるように品質・価格とも設定してあるようですが、海外では一生ものとして修理して使い続けるのだそうです。
私もこの考え方には納得で、日本製も長く使い続けるシンプルな性能、デザイン、修理対応等が充実するようになってほしいと思います。
とても楽しみなキッチンリフォームです。