こんばんは。設計・営業担当の田中です!
昨年後半から、設計以上に、現場を受け持つことが多くなってきました。
今年も、現場仕事が多くなりそうです。
年始より、色々なメンテナンス依頼を頂いていて
その対応に追われて、忙しくなってきました。
特に、ご年配の方々からの、ライフライン系の問い合わせが
多いです。
水漏れ、門扉の故障、手摺取付、下水改修などです。
以前なら、現場確認を行っても、そこから先は
現場監督に伝えて段取りしてもらっていたのですが
すべて一人で行わないといけない状況になってきました。
私だけでなく周りの業者の社長さん番頭さんを見ていてもそんな感じです。
職人さんだけでは手が回らない部分を自らやって頂いている姿を
よく見かける様になりました。
慢性的な職人不足、人材不足です。
この件については、今後改善する見込みはないと思われます。
工夫してやっていくしかないです。
たまに、将来の自分のこれからの生活に照らし合わせて考えることがあります。
これからの時代、すべてを職人さんにゆだねることができないので
住まいの簡単なメンテナンスや点検作業は
自分である程度できないと生きていけない様になると実感します。
話は変わりますが
人材不足と言えば、スーパーのセルフレジなんかも
私の歳でも操作が難しく感じるのに、年配の方はうまく利用できるのでしょうか。
あきらめて、私はセルフレジの店は利用できない。なんて思い込んでしまう方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
新しいITがらみの道具にも慣れていかないと極端な話、生きていけない。
便利なようで不自由な社会になってきている側面も感じたりします。
これから家をどうやって維持していこうか?
悲観される、年配のお施主さんもおられますが
意外と簡単なチェックや使い方など知識を得ることで家の状態がわかり
今後の住まい方の手助けや安心に繋がることがあります。
最近私は、お施主さんに積極的に話しかけアドバイスするよう心がけています。
先を見据えて準備しておくだけでもだいぶと状況が変わります。
年頭、長々と少し暗い所感になりましたが
現場を中心に考えて動くようになり、問題が解決でき
お施主さんにも直接、正確な情報を伝えることができるようになってきましたので
このやり方を良しとして、
今年も、引き続き
設計、営業、施工と仕事領域を広げて、双方にフィードバックしながら
頑張っていきたいと思います。
◎さて、私の今年1回目の現場ブログですが
年始に、鉄骨の現場で、めずらしい工事に立ち会うことができましたのでお届けします。
耐火被覆工事です。
鉄骨の梁や柱材を、火災などの延焼から守るために行う工事です。
セメントと被覆材を混ぜ合わせて、ホースで全階に送っていきます。
年季の入った道具を使っています。
ホースを通じて出てきた耐火被覆材を吹き付けます。
なんか、神秘的な光景ですね!
本年も、頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
by.タナカ