大工の笑み

上棟を無事に終えた後の上棟式の宴での大工さんの笑みはエエですなぁ・・・。

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石川友博建築設計事務所による甲陽園・I邸新築工事の上棟式では、方形の木組みの中心が天窓になっていて、柱がなく、80歳を超える沖棟梁は、こんな木組みが本当にしっかりと持つのかどうか、一度やってみたかったけど、今まで機会がなく、この歳になって、まだまだいろいろ経験出来るのは嬉しいコトやわ。と、満面の笑みの上棟式だった。

 

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タカヤマ建築事務所によるTK邸TT邸のツインの建築は、ファサードの柱が前面に少し傾斜している設計で、それで、プレカットにその部分だけを加工場で手加工する事になって、佐々木組のタバタ大工の手鋸を引くカッコエエ姿があって、雨の合間をかいくぐりながら、無事上棟式を迎える事が出来、その上棟式の宴での大工さんと現場監督と設計者の笑みに、上棟の喜びを感じたなぁ・・・。

by シャチョウ

マンションリフォームまとめ

こんばんは、設計と営業担当の田中です。

先日、NHKで、建築業界は、この20年の間に労働従事者(職人さん)を大きく減らしかつ、1/3が55歳以上の職人さんであると言っていました。加えて、今期は、消費税の問題、東北被災地の復興関連、オリンピックと公共、民間工事共に需要が拡大しているとのこと。需給のバランスから、弊社でも、職人不足が深刻化して参りました。

ご迷惑おかけしていますが、よろしくお願い致します。

先日、旭区・M邸リフォーム工事のお引き渡しましたので、少しまとめてみました。

◎現況図面
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約60平米ぐらいのマンションです。中央に、LDKがあり、バルコニーに面して和室が2部屋となっています。3年前に、浴室、洗面脱衣室、トイレの水廻りを改修しました。今回は、中央のリビングが暗いのと、キッチンの老朽化などを理由に、LDK+αの改修となりました。

◎リフォームプラン
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実は、私も、まったく同じ大きさの築30年弱のマンションに住んでおり。
中央リビングに嫌気がさし、自ら解体した日々を想い出します・・・・。
そういう経験もあり、お施主さんの気持ちはよく分かりました。戸建て住宅でもそうですが、30年前は、一番いい位置に和室を持ってきて台所は、物が腐らない様に、日が当たりにくい場所に位置づけられていたのです。今は、ライフスタイルが変わり、一番いい場所に、キッチンを配置する考えとなり今回も、南面ベランダからの光を取り込むプランとしました。

◎ちょっと営業トーク
ライフスタイルといえば、マンションに新しく住まわれる方に、高齢者の方を多く見受けます。子世帯が、郊外の実家に、親世帯が息子夫婦の住んでいたマンションに住み替える様な、リフォームもしたことがあります。マンションは、高気密高断熱、バリアフリーと実は、高齢者向きなのです。

◎解体の様子
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スケルトン状態に解体して躯体を表しとします。配管の仕込みを行っています。

◎ 床組と無垢フローリング貼り
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床はコンクリート土間の上に、万協というメーカーの防音二重床(L45仕様)としています。その上に無垢材を貼っています。コンクリート土間の上に、直接貼る(直貼り)ことはできないので、一旦、二重床にすることで防音性能を取っています。

◎家具製作
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弊社では、ランバーコア材を使って大工さんで家具を造り付けていきます。
家具屋さんで製作して、納める場合もありますが、今回は、完全現場製作としました。

◎竣工写真
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杉板とシナ合板、障子の組み合わせとしました。いろいろやってきましたが、自分的には、一番オーソドックスな組み合わせで、受け入れて頂きやすい木の組み合わせかと思っています。コンクリートのマンションだからこそ、木のぬくもりが欲しくなるのでは・・・。

◎竣工写真2
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キッチンはLIXILの既製品を使っています。白の人工大理石のプレーンなタイプです。表からは、建築工事で化粧パネルを貼って包んでいます。正直、このやり方が、機能的にも、コスト的にも、一番最適といえます。前回施工した、洗面脱衣室のリフォーム部分です。

 

 

◎竣工写真3
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玄関もすっきり改修しました。建具も壁も白くして、杉板を強調しました。

◎竣工写真4
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玄関入ってすぐの部屋です。
こちらは、既製フローリング(裏に防音緩衝材が貼ってあるタイプ)を直貼りしています。やはり何もかも、スケルトンにして、二重床とするとコストもそれだけかかりますので一部は、内装変えとして利用するのもポイントです。 

マンションリフォームは資材搬入、施工時の音の問題(コンクリートなので響く)などそれなりに、戸建てとは違う難しさがあります。ある程度、築年数を経ていて、リフォームが比較的頻繁に行われていると、理解して頂ける様に思います。逆に新しいマンションですと、ロビーやエレベーターなど共用部分の扱いに気を遣います。

◎ちょっと営業トーク その2
マンションは、中古であっても、基本性能がしっかりしているのでリフォームすることで非常に快適な住まいを作り出すことができます。また、構造に左右されることなく、自由なプランが可能なのでライフスタイルに合わせたリフォームが可能です。

今回は、無事、お引き渡しさせて頂きまして、
たいへんありがとうございました。

by タナカ

塗装仕上げ

こんばんは。現場監督のタツタです。
最近、インフルエンザが流行ってますが、皆さん大丈夫ですか?

さて東大阪・H邸リフォーム工事はぼちぼち終盤にさしかかって来ました。
今回、クロスはなく塗装と一部左官の仕上げになってます。
ダイニング・キッチン・廊下の天井はラワンベニヤのオイル塗装仕上げ
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ダイニング・キッチン・廊下の壁、洗面・トイレ・子供室の天井と壁は
フッコーのクリーンメーカー仕上げ
クリーンメーカーとは 吸着機能・光触媒機能・抗菌機能がある塗料です。
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完成はもう少し先ですが、なかなかいい雰囲気になってきました。
byタツタ

現場着工

こんばんわ。設計のカワモトです。
大阪市東成区・N邸リフォームの着工です。
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↑解体前の床の間、仏間廻りの現地調査の様子と現状の納まりや寸法の確認
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↑再利用する物の確認など調査しておきます。
  便器やガスコンロ、家具などは再利用する機会が多いです。
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↑解体時の床の間、仏壇様子
今回のリフォームは内部全面リフォームと外部塗装を行います。
床の間・仏間廻りはその面のみに化粧柱・落とし掛け・鴨居などを取り入れ和の部分も考えた計画しています。
リフォームした空間にどう見えてくるか楽しみです。
byカワモト

合掌組み

こんばんわ現場監督のツジモトです。
前回のブログで弊社のトミマスが石川友博建築設計事務所による甲陽園・I邸新築工事の上棟式の模様を載せていましたがそれまでの過程を今回紹介します。
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建築地が高台にあって手上げの棟上げとなりましたがここまではなんのその
ここからです。
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棟部分の仕口です。
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各登り梁をある程度の位置まで段取りして仮組みし
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登り梁と棟部分を微調整しながらえいやーではなくじわーーーーといった感じで合体。
さすが沖組です。お疲れ様です。
ちなみに棟の四角い部分だけでも約80kgぐらいはあります。

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上棟式の時にお子さんたちが2Fで楽しそうに走っていました。
これからもよろしくお願いいたします。

byツジモト

kimuko ブルー

こんばんは、設計のヤマガタです。
風邪やらノロやら、いろいろ流行っておりますが、大丈夫ですか?

最近は増税前の影響か、街ではアチコチで建築工事が行われていて、
足場で囲われた建物を目にする機会も多いかと思います。
マンションなんかの大きな足場になると、いろんな広告等が貼ってあったり
しますよね。

そんなシートを貼っていこうと、昨年より試作を始めております。
色や大きさ、デザインなど、社内の意見を反映しながら、
大々的なアピールではなく、「サラリと示す」くらいの、ちょうどいいものを
社長や現場監督と連携して模索。

↓2枚組案
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東成区・T邸新築工事に貼らせていただいております。
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ちょうど良く見えるのですが、なかなかコレだけの面が見える現場も
少ないし、リフォーム現場には貼れないかも…ということで、
↓1枚にまとめた案 を考案。
シート 
芦屋市・M邸新築です。ついこの前、貼らせていただきました。
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↑うん、いいですよね?

こんな形で、これから少しずつ貼らせていただこうと思っております。
街で見かけた際は、どうぞ宜しくお願いします。

by ヤマガタ

東成区・T邸新築工事 大工工事が着々と。

こんばんわ。現場監督の得本です。
東成区・T邸新築工事では大工工事が進んで行っています。IMG_2544PB280215 IMG_2693IMG_2815 IMG_2981IMG_2982
↑タニオカ組のタニオカさんとハマちゃん
今回は気密仕様の住宅なので色々な事に気をつけながら、毎日大工が丁寧に仕上げていってくれています。
ちなみに寒い日でも気密仕様なので作業をしているとちょっと汗をかくぐらい暖かいです。
現場としては作業がしやすくありがたいです。これから終盤戦。頑張ります。

byトクモト

ジャパニーズ.カーペンター

先日、石川友博建築設計事務所による甲陽園・I邸新築工事の現場でお施主様のご厚意により、上棟式を執り行っていただきました。
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今回の大工さんは、(親、子、孫)と三代にわたって当社の仕事を引き受けてもらっているオキ組の大工さんです。
今回は若手の孫さんのオキ君が現場棟梁として担当してくれます。
上の写真、手前二人が私たちが大棟梁とよんでいる(おじいちゃん)と今回の現場担当の棟梁(孫)さんです。__ (3)

その現場、木造住宅ですが写真のように屋根を下から見上げると底面が約8m×8mの正方形の四角錐になっておりその頂点中央にトップライトが収まっています。
実は、屋根の組み上がりは柱が無く、お互いの木材の仕口により支え合っているのです。もちろんこの部分は工場でのプレカット加工では無く、加工場で手仕事による加工です。
大棟梁曰わく、「鉄骨造やコンクリート造とは違い年月がたてばたつほどしっかり収まってくるんですわ、こうゆうことが日本の大工の仕事であって代々受け継がれてきた木を扱う文化でも有り、この我らジャパンの文化を世界に広げたいもんですなぁ」とのことです。

ちょっと大きな話かな?とお思いでしょうが、このオキ大棟梁、今年は年男で12年×7?らしいですが数年前にはウクライナに茶室を建てに数ヶ月いっていたそうです。
写真を見せてもらったのですがそのときの姿が一人だけ、ニッカポッカに足袋に雪駄、袢纏になぜかベレー帽という出で立ちで空港に降り立ったらしいです。
その姿が、ジャパニーズカーペンターの心意気で、我らジャパンの文化へのこだわりらしいです。
実は、そのとき、息子さんも孫さんも同行でしたがちょっとだけ離れてたらしいです。
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御神酒が入って御機嫌な大棟梁(左)、いつもいつも、為になる話をおもしろおかしく話してくれます。
byトミマス

施工図

今回は現場ではなく 施工図について

建物を作る際に設計図という言葉はよく聞いたりよく見る言葉だと思うのですが
施工図ってあまり聞いたり見たりすることないかとおもい施工図を撮ってみました
kiso 1kutai

dannmenn paneru

建物を作る際に職人さんはこの図面を見ます。
現場ではたくさんの図面や資料を見るのは大変なのでできるだけコンパクトにシンプルに
図面1枚で仕事できるように考えて描きます。設計図は万人用 施工図は各種工事用ですかね。型枠大工さんは型枠大工さん用の図面 電気屋さんは電気屋さん用の図面
鉄筋屋さんは鉄筋屋さん用の図面サッシ屋さんはサッシ屋さん用の図面という感じです

さて 施工図の続きかこうかなぁ

byモリタ

基礎工事に着手しました!

こんばんは。総務部のコバヤシです 。
私のブログも今年初めてということで、本年もよろしくお願いします。
生野区O邸新築工事は先週より、ようやく基礎工事が着工しました。
少しずつですが工程は進んでいます。
↓掘削が終わり捨てコンクリートを打設して墨だしまで
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↓浅田鉄筋のよる基礎配筋工事が完了
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IMG_3267←道路の向こうから一枚
現場は明日に配筋検査の予定です。
これからも親切、ていねいに現場を進めていきます。

先日、弊社の現場監督フルカワが餅つきの様子を紹介していましたが私の娘も参加したので、その時の写真を1枚だけ・・・
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by コバヤシ

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