出会いと別れの季節、春
こんにちは。新人現場監督のナンバです。
このたび2016年4月1日より木村工務店の仲間入りを致しまして、、
ついにブログ当番の任を授かってしまいました。
といいますのも、わたくし入社前からこのブログのファンでして(本当に
ずーっと読んでいた物をいざ自分が書くなど恐れ多いです。ふつつか者ですが宜しくお願いします。
先週末から、生野区小路東・O邸のリフォーム工事が始まりました。
まずは解体から。
解体作業を見学させて頂いたのですが、さすがプロです。無駄なくスピーディーかつ段取りの良さが尋常じゃない。恐れ入ります。ただ壊せばいいってもんじゃないって100回くらい思いました。
こちらは玄関から撮った写真。これから工事の様子をずっと定点カメラ的に記録していきたいと思っております。長屋がどんな風に生まれ変わっていくのか乞うご期待。
フルカワさんのブログみたいに、毎回小ネタはさんでいこうとおもいますが、新人なので自重しておきますね、、
はい。ふつつか者ですがころからどうぞよろしくお願いします。
byナンバ
好きか嫌いかはっきりしなさいよ!
こんにちは。現場監督のナンバです。
生野区小路東・O邸のリフォーム工事は、解体が進み、いよいよ大工工事が目前といった段階です。
玄関建具も外れ仮囲いが施され、、
がらんどう状態のさなかすぐさま基礎を打設。
よく走ってる生コン車ですね。
大工工事が進むにつれまたお伝えしてゆきます。
余談ですが、タカノリ氏のように僕のGWをちらっとだけ。
小生、生まれは岡山県でして、地元の奈義町現代美術館へ家族を拉致し行って参りました。
有名な養老天命反転地を設計しました荒川修作とマドリン・ギンズによる常設展示が素敵でありました。写真はよくある角度のものですが、、
こちらの美術館は94年に建てられていて、磯崎新さんの設計です。
思っていたより年数も経っているせいか、貫禄のような物はさほどでしたが、外の広場で地元の人が催しをしており、それも結構賑わっていて、地域に根付いている様が素敵でありました。
建築って難しいしとっつきにくいし奥深いし面白いし、色々ですよね。
僕は建築業界に入った年齢は遅い方ですが、そのときにお世話になっていた先輩に一つだけアドバイスを頂きました。
その辺の建築物が、すごいすごくないとかは誰かが決めてくれるから、
「自分が好きか、嫌いか、だけをはっきり言えればそれでいい」と。
最近になってようやくその意味の片鱗が見えてきました。偉大です。
手放しで好きになれる素敵なモノづくりをしていきたいですね。
byナンバ
下町の長屋の改修
上の写真の小路東・Y邸リフォーム工事の現場をのぞいてきました。
当社で只今施工中の新今里・SI邸リフォーム工事や、生野区小路東・O邸のリフォーム工事と同じように大阪市内(会社近辺)の下町の長屋のリフォーム工事です。
どこのお宅も長い年月の間にリフォームや改修工事を繰り返し今に至ったという感じです。
まずは、解体工事が進むにつれて、新築当時の建物の原形はどうだったか、また、長屋の連棟ですのでお隣も手を加えられてるところが多くどちらの工事が先にしたか、などと建物の歴史との戦いみたいなところもあります。
それによって外部の雨仕舞いや有効な構造補強の方法などが変わってきます。
特にこの年代の建物になると水廻りが健全なままの状態であることは少ないですのでキチッと見極めて工事を進めていかなければなりません。
まだまだ、この先何十年と住み続けていただけるようなお宅が出来る様にみんなで力を合わせてガンバリマス。
byトミマス
梁
こんにちは、現場監督のナンバです。
小路東・O邸リフォーム工事ではノブヤマ大工が構造補強の為の柱・土台・梁をばっちりしっかり着実にスピーディにいれていってます。
古い長屋の構造をガッチガチに固めていってます。
解体していくと、その家の歴史を垣間見ます。すごいです。
それで、その、梁(はり)なんですけどね、
梁。これのことを大工の皆さんが、「ばんこ」って呼ぶんです。。
、、、ばんこ?
ネットでぱっと調べたけど出てきませんでしたが明らかに大工さんの中では公用語として機能している、、、
、、、ばんこ?
小生、岡山県民ですから、岡山弁ではすごい、とかごっつい、とか、強調する意味で「ばんこ」とゆう言葉があります。
ばんこすげえモノづくり目指します!完
byナンバ
歩く知恵の塊
こんにちは。嫌いな食べ物はゴマな現場監督のナンバです。
小路東・O邸リフォーム工事ではいよいよ終盤。
ノブヤマ大工による造作家具がバンバン作り出されております。
猛暑はおろかここ数日酷暑なので扇風機は必須です。
さてさてふと脇に目をやると、作業の合間にパパッとこんなものが作られていました。
直角に彫られた溝に刃が仕込まれております。
用途は限定的ですがこれがあるだけで作業効率がぐっと上がるんです。
市販の道具ではなかなか成し得ない絶妙な作業性。
急がば回れ。大工さんは知恵の塊やなあと心底感じました。
今週末?来週頭からは怒濤の仕上げ工事が押し寄せてきます。
どんなできあがりになるのか楽しみです。
byナンバ
総力結集
好きな小説家はよしもとばななであります現場監督のナンバです。
小路東・O邸リフォーム工事では今日まで仕上げ工事のオンパレードでありました。
電気屋さん、ガス屋さん、設備屋さん、内装屋さん、タイル屋さん、左官屋さん、板金屋さん、防水屋さん、塗装屋さん、美装屋さん、建具屋さん、家具屋さん、、、もちろん、大工さん。
etcでくくれないほど協力業者さん皆さんのお力添えがあってやっと家造りが出来るわけです。ありがとうございます。
お引き渡し直前。お施主様に喜んで頂けるか。。
楽しみです。
byナンバ
関西間の間口1間半の長屋
間口が約 3000mm の小路東・O邸リフォーム工事のお引き渡しがあって、いわゆる2間間口といわれる建物は、柱芯芯寸法で3640mmで、同じ2間でも関西間といわれる古い長屋は、柱芯芯寸法で3940mmほどあって、約30cmほど広い。関東間の1間半=2730mmで、関西間の1間半は2955mmになり、この住宅は関西間の1間半の長屋で、約20cm広い間口に収納の余裕が生まれて、中央にオープンキッチンとテーブルを持つリフォームになった。
もともとは、明治時代に、1間=6尺で、1尺=10/33m=0.3030・・・メートルと定義されたそうで、通常は1間=6尺=303mm×6=1818≒1820mmとするので、間口2間の家は2×1820=3640mmという寸法を使う。910モジュールと云われている。
織田信長は1間を6尺5寸、豊臣秀吉の太閤検地で1間を6尺3寸としたらしく、6尺3寸の畳の大きさが入る部屋を通常関西間と称していて、柱が120角の間口2間の家の柱芯芯寸法は、畳の6尺3寸=1909mm×2枚=3818mmの畳が入る柱間が必要となるので、柱の120mmをプラスして、3818mm+120mm=3938mm≒3940mmが柱芯芯の寸法となり、柱が120角なら3940÷4=985モジュールで、柱が105角なら3818+105=3923mmになり、それを4で割って980モジュールとなる。
そんなこんなで、関西間の住宅モジュールで造った方が、ちょっと余裕があるヒューマンスケールな住宅になるのだなぁ・・・と実感した間口1間半の長屋のお引き渡しでした。
by シャチョウ
竣工写真撮影
こんにちわ。設計のカワモトです。先日、小路東・O邸リフォーム工事の多田ユウコさんによる竣工写真撮影を行いました。
↑多田さんといろいろアングルなどを打ち合わせを行い撮影を行います。
↑工事の際に担当した親切丁寧で元気なナンバくん。竣工写真撮影も手伝ってくれました。ありがとう。
↑お施主様も写真撮影にご参加して貰いました。ありがとうございます。良い記念になればと思います。今後ともよろしくお願い致します。
byカワモト