国産材リフォーム計画
2階の全室を自然素材を使った
オープンな部屋に改造
小路の町でスタンダードな
狭小間口で奥行きが長い住宅。
2階にある二間続きの6畳と4.5畳の和室、
それに6畳の洋室。
これを3人の子供のための
「個室」に何とかしたい・・・!
2階で子供が遊んでいると
ドンドンと振動して家が潰れてしまいそう・・・!
子供のためには
自然素材を使った健康住宅にしてあげたい・・・!
そんな「贅沢」を少ない予算でできるのぉ・・・??
諦めないでください。
お助け人木村工務店による
必殺リフォーム計画が始まりました。
|
まず、2階の梁の上に直接
構造用合板を貼って耐震補強をしました。
そしてその上に30mm厚の
杉板を貼ったのでした。
そりゃぁ、子供が動き回れば
階下に音はするものの
厚板の自然素材の響きは
柔らかで人間的なのです。
各個室の間仕切りには
杉の化粧材を鴨居として梁のように巡らし、
木の香りと空間を引き締める役割を演出しました。
壁の部分は部屋を広く使ったり個室にしたりと
変化できるように、建具で間仕切りました。
建具の中にはツインポリカという
半透明な素材を使ったのです。
これって硝子じゃないので割れる心配もなくて、
軽いし、影は写るものの光は通して
解放性とプライベート性を併せ持った
お薦めの素材なのです。
建築中は職人さんが
外から梯子を使って直接2階に出入りしたので、
1階で住みながらの快適な改造となりました。
|