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2015年07月 アーカイブ

2015年07月12日

建築家とつくるスズムシの虫かご

生きものを愛してやまない建築家 林敬一さんがデザインするイエシリーズ第2弾は「スズムシの虫かご」です。

虫かごは完全にスズムシのためにつくられるべきですが、ささやかにヒトの生活に係わるべく、スズムシの鳴き音が増幅される虫かごをデザインしました。成虫が羽化する夏から秋にかけて、スズムシの音色が聞こえてきます。


という林さんの言葉のとおり、一般的な虫かごとはひと味違います。「虫かご」を通じてデザインの勉強をしてみませんか?ズズムシ付きですので、お子さまの自由研究にもいいかもしれませんね。みなさまの参加お待ちしております!


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■建築家 林敬一ワークショップ
日 時 :2015年8月2日(日)13:30 -
場 所 :木村工務店1階加工場
料 金 :¥4,500(材料代込み・スズムシ付き)
定 員 :20名
持ち物 :電動ドライバー...
*当日販売あり(1台¥1,998)

■ご予約
[email protected]/0120-06-4414
■講 師
林 敬一建築設計事務所 http://www.haya-at.com/

椅子張りワークショップ

もうひと月以上経ってしまいましたが、先月は椅子張りのワークショップを開催させていただきました。もとは建築家の矢部さんのワークショップに参加していただいたのがきっかけです。

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まずは自己紹介。左から秋田英明(upholster )さん、フナコシユウマ(Twisted )さん、新子真希(SUN De WITCH )さん、そして弊社シャチョウです。

フナコシさんは、メーカー勤務後にバックパックでヨーロッパの椅子張り屋を訪ねて、ニュージーランドで椅子張りに従事していたそうです。またスウェーデンカペラゴーデン手芸校に留学されるなど、国際色豊かな職人さんです。

新子さんは大学で建築デザインを学んだあと、さらに家具工芸の専門学校で学び椅子張り屋に勤務。その後独立され市内でフナコシさんと活動されています。新子さんがこのワークショップのために書いてくれた手順書がこちらです。

 

その名も「パンケーキスツール」。分かりやすいイラスト入りで助かりました。

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1.ウレタンつけ

簡単そうに見えて実は特にデリケートな製作工程の一つがウレタンつけです。仕上がりによって張り具合も変わってくるといってもいいくらい、細かい神経が要求されます。IMG_0056IMG_0058IMG_0064

2.裁断

生地は職人さんにあらかじめ用意してもらったものから選ぶか、持参するか、好きな方法で製作できます。持参される生地で圧倒的人気だったのはミナペルホネンさんでした。

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3.縫製

とても技術がいる縫製作業は職人さんに。勘と経験を活かしながら縫い上げていきます。椅子の仕上がりに直影響を及ぼすので、繊細さがいる作業の一つです。

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4.張り

縫製できた生地を本体に被せるのですが、これが思いのほか大変そうでした。でもみんなで助け合い、終わる頃にはみんな仲良しさんに。

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最後にスタンプを押して完成です!

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そして恒例の(半強制)撮影会。今回もわたしとシャチョウのわがままにお付き合いいただきありがとうございました!

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後日、参加者のみなさんから喜びの声と画像をいただきました!

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それぞれの生活にどんな風にとけこんでいるのか、それを教えてもらうのが何よりも楽しみだったりします。残念ながらキャンセル待ちで参加できなかった方々申し訳ありませんでした。また来年、機会があれば開催したいと思います。

最後に・・参加の申込みがたくさんあることは本当にありがたいことです。今回のように、ときどき講師の方に無理を言って定員を増やしてもらいます。が講師一人に対してかかえられる参加者の数の限界を超えてしまうと、目の前の作業をこなすことが精一杯になってしまって、本当は講師の方が参加者の方たちにもっと伝えたかった、知ってほしかったことがあったのではないかと反省します。ふと思い出したのは2月に開催した板金のワークショップでした。このときは過去最低の申込み数で(それはそれで問題なのですが)、終わった後に講師である職人さんから「参加者は少なかったけど、僕らは満足です。やってよかったです!」と。そのあと来年の話まで出たくらいです。参加者の方に満足いただくことと同じくらい、講師の方にも充実感を味わってもらえるのが理想なのですが、なかなかむずかしいですね。でもできるだけ理想に近づけるようにいろいろ配慮しながら続けていきたいなと思います。その前に、ブログの更新をもっと早く!がんばります!!

2015年07月25日

フクロウワークショップ

えんがわ初登場のフクロウワークショップ。今回は「材料」ではなく「生きもの」との「コミュニケーション」を体験してもらいました。とは言っても、ただふれあうだけでは巷で流行っているフクロウカフェになってしまうよね?ということで、「生態観察的フクロウカフェのすすめ」と題して、ちょっと理科の勉強のような内容とさせていただきました。講師の都 基学(ト キガク)さんは何度かまちのえんがわを訪れてくれたお客さま。あるとき「実はね、ぼくはこういうことをしてまして、ここで一緒に何かできそうな気がするんです」と。話を伺うと、何やらとってもおもしろそう。でもいつもと勝手が違うので、今回はすべて都さんにお任せして、私たちも参加者のような気持ちでドキドキワクワクな一日を過ごさせてもらいました。

朝9時、スタッフより先に都さん到着。一人でせっせと会場準備をされ、加工場はあっという間に小さな博物館のようになりました。フクロウ以外の資料もいろいろありました。子タヌキの剥製は一見かわいそうに思いますが、実は車にはねられて死んでしまった子なんだそうです。「そのまま放置されるより、こうして姿を残してあげたほうがいいんじゃないかと思ってね...」そんな思いを知るのと、知らないのとでは観察する目も変わってきます。たった一日の展示にはもったいない内容でした。

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そして今回の主役がこの子たちです。

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【アフリカオオコノハズク】

全長は19〜24cm

性格は気は強いが臆病。大変神経質な鳥である。

敵に気づかれておらず、隠れていればやり過ごせる

可能性がある場合、体を細くして木に擬態する。

逃げられない距離で敵に見つかってしまった場合、

羽を広げて体を大きく見せる。

IMG_0249アフリカワシミミズク

通称アフワシ

全長35-45cmと、ワシミミズク属の中では小型。

頭部に耳状の羽毛(羽角)を持つ。

 

 

 

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【キンメフクロウ 】
体長は22-27cmで、翼を広げた幅は50-62cmである。

飛行は力強く直線的である。

茂った針葉樹林や針広混合林で生活し、木の洞の中に

3個から6個の卵を産む。

一般的に他の大型のフクロウ類が活動できないような空間を

生活域としている。

フクロウって他の鳥にはない独特の雰囲気がありますよね。みなさんフクロウの動きに一喜一憂され、まるでアイドル撮影会のようでした。フクロウの首って本当に360度(左右180度)回るんですね...

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そして今回のメインイベントがこちら「ペリットから骨探し」です。地味な作業ですが、みなさん黙々と...ちなみにペリットとは、猛禽類が獲物を摂取し、消化せずに吐き出した毛や骨なんだそうです。特にフクロウは鷲や鷹のようにくちばしが発達していないため獲物を丸呑みにするので、頭から尻尾まで丸々骨が残っていることがあるそうです。

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また、都さんお手製のブックマークが当たるくじ引きを参加者全員に。フクロウの羽がラミネートされているレアなものです。鳩の羽を使って「それはここの部分の羽だよ」と一人一人にていねいに説明してくださいました。

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10人くらいでこじんまりと...のはずが、終わってみれば30人を超える盛況ぶりでした。フクロウもこの加工場に馴染んだのか、いつもより大人しかったそうです。また来年飛んできてくれるといいなぁー

2015年07月30日

流しそうめん+まちの縁日

恒例となった夏休み行事「流しそうめん」を今年も一緒にしませんか?
夏休みの絵日記が残っていたらコレで埋まります!!(笑)
少々の縁日催し物やスイカ割りも合わせてしますよ?。
竹を流れるそうめんを救うワークショップ(プッw)を体験してください!


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■流しそうめん+まちの縁日
日程  2015年8月30日(日)13:30?17:00
場所  木村工務店1階加工場
参加費 ¥1、000(飲食チケット)

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