ベルリン と 自由

2017年8月13日日曜日
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一ヶ月ほど前に、突然、ベルリンに、行こう!ということになった。そもそも、ベルリンに、さほどの興味を持っていたわけでもないが、長男タカノリの友人のユウトが、政府関係の仕事を、ベルリンでしていて、大阪に一時帰国した時に、ベルリンの話を聴いて、興味が湧いてきたのは確かだが、現実感がないまま、それはそれで、通りすぎていった。

それが、このお盆休暇の一ヶ月ほど前に、奥方が、唐突に、ベルリンに行けば!という。それも、長男タカノリ、次男タカヒロ、「私」の親子3人で行っておいでぇ!!!、と強く進めるのだった。そもそも、長男タカノリの第二子の出産予定日が8月10日で、私にとっては、二人目の孫になるわけで、おそらく、その日より早く出産するのだろうし、お盆に、子供の出産と二歳にならない孫の第一子イッケイと、それに、あんたたち、3人の面倒まで、見るのは、辛いわ!という。なので、「その3人」が旅に出てくれれば、わたしの負担は少なくなるのよねぇ! それに、ユウトがベルリンに暫く居てる、この時が、チャンスだし、その3人で、建築のお勉強でもしておいでぇ!と男前なことを言うわけだった。

それにしても、飛行機は?、お金は?、どうするのぉ!という問いには、それは、自分で、段取りしたらエエのよぉ!と、そこは、素早く、女性に戻る奥方だった。タカノリが、関空から、ドイツ、ハンブルク行きの便を、満席になる、なんとか、ぎりぎり前に、手配し、ベルリンまでは、電車で行くことになったのが、1ヶ月前の、ちょっと慌ただしい、出来事だった。ただ、出発時の、大きな誤算は、出発日までには、誕生しているはずの、第二子が、予定日になっても誕生していない。という、予想外の展開のまま、10日の夜に、その3人で、関空を出発することになった。

ベルリンの面白さは、ヨーロッパの古い街並みが、繰り返し続く、伝統的な街の良さ。ではなく、第二次世界大戦による建物の破壊と、ベルリンの壁による経済的発展の遅れで、1989年11月9日の、ベルリンの壁崩壊後に、新しい建築が、どんどん作られ始めた、ちょっと新しい街並で、現代的な建築としての、集合住宅や、オフィスビルや、ショッピングセンターや美術館が、世界の有名な建築家の設計で、建てられている街で…..。なんていうことを、「私」も、ほんの数日前に、知るようになった程度で、そんな知識と興味で、ベルリンの街に到着した。

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ブランデンブルク門やイーストサイドギャラリーでの観光的記念写真は定番としても、「建築」として、楽しかったのは、「バウハウスアーカイブ」で、日本語の解説付きイヤホンで、作品を見ながら、バウハウスによるデザインの勉強が出来たこと。それに、なんと言っても、ダニエル・リベスキンドによるユダヤ博物館が、建築として素晴らしかったコト。

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なんていう、そんな建築のコトよりも、一番のベルリンの面白さは、さまざまな建築を通じて、「自由」というコトバとカンカクに、あらためて気付かされるコトで、「自由」って、大切だなぁ…..と。ベルリンのホテルにておもう。

投稿者 木村貴一 :23:59

花火 と 火花

2017年8月6日日曜日
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猛暑!!!。地元の清見原神社の夏祭りが、毎年、7月31日と8月1日にあり、地車4台が、地域をぐるぐる巡る。まちに活気を振る舞うかのように、太鼓と鐘のリズムが鳴り響き、そのリズムに、子供の頃からワクワクしたものだが、この歳になっても、やっぱりワクワクする。御祝儀を渡し、地車が停車し、大阪締めのリズムで、皆で一緒に柏手をたたき、心を通わす。そんなのが、嬉し楽し、真夏の行事。奥方の実家が富田林にあり、8月1日のPLの花火を見るか、地元のお祭りに行くのか、子供が小さい頃は、迷いながら、毎年、選択したものだが、夫婦2人の生活になると、地元の祭り一択になって、懐かしいような寂しいような。

会社の前にある、実家の母屋のリフォーム工事を進めているが、おもうように進捗しない。うちの大工が空いてきた時をめがけて、施工が進むものの、1ヶ月ほどで、他のお客さまの現場に行くことが、多発し、そんなこんなで、もう、終盤にさしかかってきたものの、最後の一歩で、またも停滞状況になっていて、さてどうなることやら…..。それでも、寝室と寝室に付属する洗面洗濯浴室便所は完成していて、2週間前に、そちらに移り住んで、生活を開始した。

祖父母が住み、私たち兄弟の勉強部屋があった、木造2階建て住宅を、私が小学生だった45年ほど前に、曳家をし、移動させた記憶は、鮮明で、その住宅を、耐震補強し、断熱気密改修を施して、「住み継ぐ」というのが、最大のテーマで、もうひとつのテーマに、その当時の古い木製建具を活かしながら、断熱性と気密性の高い住宅になるのかどうか?で、古い蔵に入った時に、感じた、夏の「ひんやりした感じ」や、北海道で学んだ、冬の「心地良い暖かさ」を、現代住宅として、リフォームで再現したい。という想いがあった。

それには、断熱の強化、特に、大阪の暑い夏を考慮すると、屋根の断熱材を強化することが必須なのだろうし、隙間風を少なくする努力も必要で、その気密性の向上に伴って、第三種の24時間換気で、風速を感じないような、緩やかな風が、部屋中を循環していることが、大事だ。と言われていることが、ほんとうなのかどうか、住みながら体験してみようというのも、テーマだった。

それに、「ひんやり感」や「心地良い暖かさ」をだすには、壁を左官で仕上げ、冷感や暖感を、壁で感じることができる、左官壁が、必要なのだろうと、そんな、寝室とウオークインクローゼットのリフォームで、そうそう、服を着替える時に、暑かったり寒かったりするのもイヤで、寝室とクローゼットが、一体になっている部屋が、温熱環境的にも、良さそうにおもえた。そんな寝室で、この夏の大阪市内の猛暑のなか、暮らし始めてみると、2階の10畳用クーラー一台で、1階まで、ヒンヤリ感があり、第三種換気によって、部屋に、ひんやりした空気が、そよぐように循環して、部屋の温度ムラを少なくしているのだろう。それなりに居心地が良い夏の温熱環境になった。

それはさておき、ついでに、寝室に、液晶テレビを付けたので、「Netflix」のオリジナルドラマを見てみた。「火花」をなんとなく、クリックし、その気もないまま、鑑賞しだす。今まで、ちょっと、斜に構えて、漫才師の、直木賞作家の、火花ね。みたいに、微妙な興味だったが、本は読んでいないものの、意外に引き込まれていく「私」。これが、あの又吉の、火花。ほー。なかなか、エエドラマね。撮影も編集もエエ感じなのだ。俳優と演技だって、好演なのだ。画面の観客と一緒になって、見ている私も涙がこぼれるシーンだってあるのだ。1話から10話まで、4日ほどで見てしまった。

この、「Netflixオリジナルドラマ」というのは、新しい感じする。映画でもなく。スポンサーの宣伝が入り込むテレビドラマでもなく。なんとなく自由度を感じたりする。まだまだ、世の中には、いろいろな可能性があるものだなぁ…..と。

木村工務店では、8月11日祝日から8月17日木曜日まで、夏休み休暇を頂戴いたします。皆さん、素敵な夏休み休暇を!

投稿者 木村貴一 :23:59

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ホームページをアップしている、サーバーが、8月2日にバージョンアップされ、それに伴う不具合で、「Voice of 木村工務店」が、アップ出来ない問題に直面し、それで、しばらくの間、このブログに、「Voice of 木村工務店 Ⅱ」として、アップすることにしました。

過去の社長ブログの記事はこちら → 「Voice of 木村工務店」

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