ソーメン と ラーメン

2017年8月27日日曜日
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ワークショップとして、流しソーメンを催す日曜日で、ここ5年ほど、毎年やっているので、何~となく、今年もか…..的マンネリ感もあったが、いざ、始まって、ソーメンを、竹で流して、食べ始めると、やっぱり不思議に上手いし、楽しい。何でなんだろうかね…..。ソーメンが、ばらけて、さらさらになって、流れることで、ソーメン一本一本の味が引き立ってくるのだろうかね。やる前より、やって良かった、食べて良かったともうのが、流しソーメンだったりする。

ソーメンを食べながら、ベルリンで食べたラーメンをなんとなく想い出した。ベルリンの3日目の夜の食事をどうしようかということになった。メンバーは、長男タカノリと次男タカヒロとベルリン在住ユウト。この二日間、ドイツ料理を食べたが、ソーセージの印象だけが強く、それ以外で、取り立てて、記憶に残るほどの料理を想い出せないし、そういえば、オオサカで、ドイツ料理の店をチョイスした経験がないほど、ドイツ人は、案外料理に、無頓着なのかもしれない。やっぱり、ビールが上手かったなぁ。が、ドイツでの食事の第一印象なんだろう。そんな理由もあって、ユウトが、イタリアンでもフレンチでもなく、ラーメン屋さんに、案内してくれた。

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お店が点在する道を散策しながら歩いて、右折れした、左角に小さな公園があり、その公園の前の右角のビルの1階に、ラーメン屋さんがあって、行列が出来ていたのには、少々、驚いた。日本でも、私は、ラーメンを並んで、食べたことが、あまりないが、30分は並ぶ気配だったので、一瞬、別の店の選択肢も考えたが、ドイツ料理のイメージが脳裏をよぎり、満場一致で、ラーメン。と決定し、並ぶコトになった。日本人な雰囲気のひとも数名いたが、西洋人ばかりが並んでいた。ほんとうに、ヨーロッパでも、ラーメンが、人気なのだと、実感する瞬間だったが、その時、タカノリの携帯に電話がかかり、それは、タカノリの奥さんからで、第二子が、産気づいて、大急ぎで、うちの奥方に送ってもらって、病院に向かう!!!という、一報だった。

IMG_487415分ほど店の外で並び、15分ほど店の中で並んで、中の席に通された。カウンターがあり、日本人の男性2名がカウンターの中で、日本語で、会話しながら、ラーメンを茹で、日本人の女性スタッフ2名が、テキパキと、そのコトバに反応しながら、給仕していた。日本のラーメン屋さんそのもので、奥に4人掛けの席が4つほどあったが、そのさらなる奥が、中庭になっていて、そこには、かなりの席に、かなりの、ウエスタンなお客さんがいた。中庭の席が、いかにも、ヨーロッパなラーメン屋さんのようにおもえて、なんとなく笑みがこぼれてきた。

 

沢山のお客さんがいて、ラーメンが出てくるのに、時間がかかりそうだったので、ビールと餃子を頼んで、時間を待つことにした。日本人の女性のカワイイ店員さんに、どのラーメンがお勧めかを尋ねてみたくなったのは、英語もドイツ語も、まともに話せないので、レストランで、お勧め料理は何かを聞けないフラストレーションが溜まっていたからだとおもう。それに、醤油も豚骨も味噌も、あらゆる種類のラーメンがあるのが、なんでもありね的ラーメン屋さんで、そんな店を開こうとしたことが、ベルリンで、ビジネスとしての成功を目指す、意気込みだと、解釈したい気分だった。ワタシは、トンコツがお勧めですね。と、日本人女性の柔らかい日本語で喋ってくれたので、二言三言の会話をはさんで、ほんだらぁ、それにするわぁ!と、柔らかめのベタなオオサカ弁で、応えることにした。

ラーメン屋さんの店前に到着してから、ほとんど1時間後に豚骨ラーメンと対面したが、丁度、その瞬間、タカノリの携帯電話が、バイブし、フェースタイムで応答しながら、産まれたわ!とタカノリが、喜びの声を発した。IMG_3629第二子男児誕生の瞬間で、フェースタイムの写真が送られてきて、それを4人で一緒に見て、ベルリンのラーメンを食べながら、「おめでとう!乾杯!」と、喜びのラーメンをすするという、とんでもなく、貴重なラーメン体験になった。

もちろん、タカノリも笑顔。「私」も笑顔。だが、でも、出産に立ち会わなかった、こんな、お父さんで、エエのだろうか。こんな、お祖父さんで、エエのだろうか。と、少々、後ろめたいキモチが、瞬間風速のように、襲ってきたが、それは、それはそれで、奥方が、勧めたからで…..、と、曖昧なコトバを駆使して、その風速を打ち消しながら、ラーメンを食べる、親子の姿が、ベルリンのラーメン屋さんだったというのが、ちょっと笑える光景だったのかもしれない。それにしても、タカノリ奥方と、うちの奥方には、感謝しておこうとおもう。

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流しソーメンそのもの以上に、流しソーメンを通じた、いろいろなひととの、コミュニケーションが、楽しかったりするわけで、ベルリンラーメンも、フツウに美味しかったが、それ以上に、その時、交わした、あれやこれやのコミュニケーションが、とっても印象深い出来事となった。

投稿者 木村貴一 :23:59

ベルリン と コペンハーゲン と オオサカ

2017年8月20日日曜日
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お盆休暇が17日で終わり、流石に、18日金曜日と19日土曜日は、打ち合わせでバタバタlし、それで、土曜日、唐突に、「日曜日日帰りしまなみ自転車」のお誘いがあったが、流石の流石に、体が気怠く、早朝に目が覚めることもなく、ぐっすり寝入ってしまった。旅行中の食事と、飛行機は、エミレーツのドバイ経由での、食べて、寝て、ビデオ見ての飛行で、帰ると、2kgほど、体重が増えていた。なので、自転車で消費したい気持ち、満々だったが、体と心と考えは、相反し合いながら、三方向に引っ張り合って、ベットの上で、ピタリと静止した状態の、今日の日曜日の早朝だった。

朝、久しぶりに、孫のイッケイの顔を見ると、いきなり、リックを背負い、帽子を被り、手を繋いで、外に行こう!とアクションを起こしだすので、そのカワイさにちょっとクラクラし、そうそう、自転車に乗りたかったこともあったので、イッケイママの電動ママチャリを借りて、2人で、大阪城と難波宮まで、サイクリング散歩に出かけた。ベルリンでも、コペンハーゲンでも、自転車を借りて、街を移動した印象が、体の一部に、記憶として、残っていたので、きっと、オオサカの下町とベルリンとコペンハーゲンの街を、自転車で移動した感覚の違いを、記憶に留めておきたかったのに違いない。

ベルリンに3日間滞在したあと、デンマークのコペンハーゲンに移動し、2日間滞在した。コペンハーゲンは、とっても美しい街並で、観光客も多く、古い街並みの歩行者天国の繁華街ストロイエ通りは、大阪的に云えば、心斎橋や道頓堀のようなもので、その感覚で例えると、ベルリンは、アメリカ村初期のような、街のありようなのかもしれない。女性と一緒に観光するのなら、圧倒的にコペンハーゲンだが、暫く住むとしたら、ベルリンで、いろいろな、面白そうなひとたちと、会って、何かを創造してみたいとおもう。

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コペンハーゲンの伝統的でカラフルな運河と港町のニューハウンにあるホテルで宿泊したが、今回の私たちの旅の大きな目的のひとつは、ヨーロッパの近代建築や現代建築で、人魚姫造やチボリ公園や城や宮殿や教会は、放棄した。ブラックダイアモンドと云われる王立図書館とその周辺にある現代建築やクリスチャニアと呼ばれるコミューンを自転車で廻ったが、新しい建築と、古い街並みが、うまく共存しているのが、エエ感じなわけで、そういう周辺環境に配慮した現代建築に、より魅力を感じた、コペンハーゲンでもあった。

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そうそう、コペンハーゲンから1時間ほど電車に乗り、海洋博物館とルイジアナ美術館を見るのが、楽しみのひとつだった。どちらのカフェレストランでも、素敵な時間を過ごしたが、特に、ルイジアナ美術館のレストランが、素晴らしく、あんなに大勢のひとが、美術館で、笑顔を交えて、エエ雰囲気で、食事をしている光景をみたことがなく、環境と建築と美術の融合による力を感じたひと時だった。

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小路から暗峠街道を大阪城に向かって、イッケイを前に載せた電動ママチャリで移動すると、ベルリンやコペンハーゲンの街との美しさの違いに、数分間、違和感を感じるが、そんなの、すぐに、慣れ親しんだ、街に、戻る。そんな感覚で良いのかどうか、どんな街になるのが、良いのどうか、まったく、わからないが、取り敢えず、誰もが、「街を気遣う」キモチを持つことが、必要コトかな。と、そんなふうにおもえた、日曜の朝の、オオサカの街の、自転車散策だった。

投稿者 木村貴一 :23:59

ベルリン と 自由

2017年8月13日日曜日
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一ヶ月ほど前に、突然、ベルリンに、行こう!ということになった。そもそも、ベルリンに、さほどの興味を持っていたわけでもないが、長男タカノリの友人のユウトが、政府関係の仕事を、ベルリンでしていて、大阪に一時帰国した時に、ベルリンの話を聴いて、興味が湧いてきたのは確かだが、現実感がないまま、それはそれで、通りすぎていった。

それが、このお盆休暇の一ヶ月ほど前に、奥方が、唐突に、ベルリンに行けば!という。それも、長男タカノリ、次男タカヒロ、「私」の親子3人で行っておいでぇ!!!、と強く進めるのだった。そもそも、長男タカノリの第二子の出産予定日が8月10日で、私にとっては、二人目の孫になるわけで、おそらく、その日より早く出産するのだろうし、お盆に、子供の出産と二歳にならない孫の第一子イッケイと、それに、あんたたち、3人の面倒まで、見るのは、辛いわ!という。なので、「その3人」が旅に出てくれれば、わたしの負担は少なくなるのよねぇ! それに、ユウトがベルリンに暫く居てる、この時が、チャンスだし、その3人で、建築のお勉強でもしておいでぇ!と男前なことを言うわけだった。

それにしても、飛行機は?、お金は?、どうするのぉ!という問いには、それは、自分で、段取りしたらエエのよぉ!と、そこは、素早く、女性に戻る奥方だった。タカノリが、関空から、ドイツ、ハンブルク行きの便を、満席になる、なんとか、ぎりぎり前に、手配し、ベルリンまでは、電車で行くことになったのが、1ヶ月前の、ちょっと慌ただしい、出来事だった。ただ、出発時の、大きな誤算は、出発日までには、誕生しているはずの、第二子が、予定日になっても誕生していない。という、予想外の展開のまま、10日の夜に、その3人で、関空を出発することになった。

ベルリンの面白さは、ヨーロッパの古い街並みが、繰り返し続く、伝統的な街の良さ。ではなく、第二次世界大戦による建物の破壊と、ベルリンの壁による経済的発展の遅れで、1989年11月9日の、ベルリンの壁崩壊後に、新しい建築が、どんどん作られ始めた、ちょっと新しい街並で、現代的な建築としての、集合住宅や、オフィスビルや、ショッピングセンターや美術館が、世界の有名な建築家の設計で、建てられている街で…..。なんていうことを、「私」も、ほんの数日前に、知るようになった程度で、そんな知識と興味で、ベルリンの街に到着した。

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ブランデンブルク門やイーストサイドギャラリーでの観光的記念写真は定番としても、「建築」として、楽しかったのは、「バウハウスアーカイブ」で、日本語の解説付きイヤホンで、作品を見ながら、バウハウスによるデザインの勉強が出来たこと。それに、なんと言っても、ダニエル・リベスキンドによるユダヤ博物館が、建築として素晴らしかったコト。

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なんていう、そんな建築のコトよりも、一番のベルリンの面白さは、さまざまな建築を通じて、「自由」というコトバとカンカクに、あらためて気付かされるコトで、「自由」って、大切だなぁ…..と。ベルリンのホテルにておもう。

投稿者 木村貴一 :23:59

花火 と 火花

2017年8月6日日曜日
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猛暑!!!。地元の清見原神社の夏祭りが、毎年、7月31日と8月1日にあり、地車4台が、地域をぐるぐる巡る。まちに活気を振る舞うかのように、太鼓と鐘のリズムが鳴り響き、そのリズムに、子供の頃からワクワクしたものだが、この歳になっても、やっぱりワクワクする。御祝儀を渡し、地車が停車し、大阪締めのリズムで、皆で一緒に柏手をたたき、心を通わす。そんなのが、嬉し楽し、真夏の行事。奥方の実家が富田林にあり、8月1日のPLの花火を見るか、地元のお祭りに行くのか、子供が小さい頃は、迷いながら、毎年、選択したものだが、夫婦2人の生活になると、地元の祭り一択になって、懐かしいような寂しいような。

会社の前にある、実家の母屋のリフォーム工事を進めているが、おもうように進捗しない。うちの大工が空いてきた時をめがけて、施工が進むものの、1ヶ月ほどで、他のお客さまの現場に行くことが、多発し、そんなこんなで、もう、終盤にさしかかってきたものの、最後の一歩で、またも停滞状況になっていて、さてどうなることやら…..。それでも、寝室と寝室に付属する洗面洗濯浴室便所は完成していて、2週間前に、そちらに移り住んで、生活を開始した。

祖父母が住み、私たち兄弟の勉強部屋があった、木造2階建て住宅を、私が小学生だった45年ほど前に、曳家をし、移動させた記憶は、鮮明で、その住宅を、耐震補強し、断熱気密改修を施して、「住み継ぐ」というのが、最大のテーマで、もうひとつのテーマに、その当時の古い木製建具を活かしながら、断熱性と気密性の高い住宅になるのかどうか?で、古い蔵に入った時に、感じた、夏の「ひんやりした感じ」や、北海道で学んだ、冬の「心地良い暖かさ」を、現代住宅として、リフォームで再現したい。という想いがあった。

それには、断熱の強化、特に、大阪の暑い夏を考慮すると、屋根の断熱材を強化することが必須なのだろうし、隙間風を少なくする努力も必要で、その気密性の向上に伴って、第三種の24時間換気で、風速を感じないような、緩やかな風が、部屋中を循環していることが、大事だ。と言われていることが、ほんとうなのかどうか、住みながら体験してみようというのも、テーマだった。

それに、「ひんやり感」や「心地良い暖かさ」をだすには、壁を左官で仕上げ、冷感や暖感を、壁で感じることができる、左官壁が、必要なのだろうと、そんな、寝室とウオークインクローゼットのリフォームで、そうそう、服を着替える時に、暑かったり寒かったりするのもイヤで、寝室とクローゼットが、一体になっている部屋が、温熱環境的にも、良さそうにおもえた。そんな寝室で、この夏の大阪市内の猛暑のなか、暮らし始めてみると、2階の10畳用クーラー一台で、1階まで、ヒンヤリ感があり、第三種換気によって、部屋に、ひんやりした空気が、そよぐように循環して、部屋の温度ムラを少なくしているのだろう。それなりに居心地が良い夏の温熱環境になった。

それはさておき、ついでに、寝室に、液晶テレビを付けたので、「Netflix」のオリジナルドラマを見てみた。「火花」をなんとなく、クリックし、その気もないまま、鑑賞しだす。今まで、ちょっと、斜に構えて、漫才師の、直木賞作家の、火花ね。みたいに、微妙な興味だったが、本は読んでいないものの、意外に引き込まれていく「私」。これが、あの又吉の、火花。ほー。なかなか、エエドラマね。撮影も編集もエエ感じなのだ。俳優と演技だって、好演なのだ。画面の観客と一緒になって、見ている私も涙がこぼれるシーンだってあるのだ。1話から10話まで、4日ほどで見てしまった。

この、「Netflixオリジナルドラマ」というのは、新しい感じする。映画でもなく。スポンサーの宣伝が入り込むテレビドラマでもなく。なんとなく自由度を感じたりする。まだまだ、世の中には、いろいろな可能性があるものだなぁ…..と。

木村工務店では、8月11日祝日から8月17日木曜日まで、夏休み休暇を頂戴いたします。皆さん、素敵な夏休み休暇を!

投稿者 木村貴一 :23:59

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ホームページをアップしている、サーバーが、8月2日にバージョンアップされ、それに伴う不具合で、「Voice of 木村工務店」が、アップ出来ない問題に直面し、それで、しばらくの間、このブログに、「Voice of 木村工務店 Ⅱ」として、アップすることにしました。

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