忘年会相談会M1

2017年12月3日日曜日

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日曜日の夜。M1グランプリを見ている間に時間が過ぎた。人を笑わすっていうのは、凄い事やなぁ…..とおもう。立場的にも、年齢的にも、前に出て、喋る機会が、ちょくちょくあるが、笑いを取れる事なんて、滅多にない。笑いの持つ力って、これ、なんだろうかねぇ…..。人を笑わして、お金をもらう、プロとして、生きるっていうのも、大変な事だと、あらためておもえたのは、あの話題の火花を、Netflixで視聴した時で、ちょっと斜に構えて見ていたのに、それなりに感動して、もらい泣きしそうだった。

それにしても、審査っていうのも、ムツカシイものだな。ミキか和牛かって、おもっていたのに、トロサーモンだったのは予想外だった。かといって異論があるわけでもなく。そういえば、年に一度だけ、関西大学の3回生の木造設計製図で、審査する立場になる時があって、評価するっていう行為には、戸惑いや躊躇や勘違いや個人的趣味と好き嫌いが、私の内面で、入り乱れて、そんな内面的混乱のなかで、点数を付けたり、選んだりすることがあって、これで良かったのかなぁ…..と反省するときがある。オール巨人、松本、上沼さんが、和牛。その他の審査員がトロサーモン。っていうのが、審査とか評価の個人的基準のオモシロさとムツカシさを表していたのだろう。

今週から忘年会シーズンに突入した。今年のひとつ目は、建築家と工務店と材木屋さんが集まった忘年会で、MS設計事務所の亡くなった三澤さん繋がりのひとが集まる忘年会でもあった。ウラ難波のヒルマンでシンガポール料理を食べて、2次会3次会と続いたが、最近気が付けば、年長者になっている事も多く、うちの長男と同じような世代の次世代の工務店を担う若い人と話をしていると、自分が、出来てもしないことを、エラソウに言い過ぎていたのではないのかと、時折、「我が振り」振り返えってみたりする。

金曜日の夜は、今年解散した大手メーカーの協力業者の会で、その時の幹事だった数人が集まって、シェラトン都の四川で中華料理の忘年会となった。建築とは、関係がない、いろいろな職種の社長さんと会長さんによる忘年会で、最近の景気の話や相撲の話題など、世相に対する多様な見方を学んだり出来るのが面白いのだろう。こういう会では、まだ、歳下の位置関係なので、景気や世相に対して、自分の感じていることを、柔らかに述べて、話題を振りながら、意見を聞くのが、礼儀でもある。帰りがけに、生野区の秘密基地ソケットに寄ると、アイラ島シングルモルツ蒸留所巡礼の旅。なんていう話題で盛り上がり、お客さんが、高校の後輩だとわかって、アノコロノ、スミコウハ、ジユウデ、ヨカッタ、タノシカッタ。テヅカヤマモヨカッタ。ノブトカ。と、青春時代の話題が投げかけられて、今度は、ちょっと歳上として、想い出に応える立場になっていた。

土曜日の夜は、木村工務店の協力業者の精親会の忘年会だった。17時から会社の3階会議室で、今年一年間の活動報告と共に、木村工務店と協力会社の関係性を含めた、「企業道徳」なんていうのが話題になった。相撲の倫理委員会などが、世相を賑わしていることが影響していたのかもしれない。さまざまな意見を聞きながら、こんな方向性が良さそうだなぁ…..と、垣間見えたりしたのが収穫だった。その後は、歩いて、布施の料亭若葉に行き、30名ほどで、鍋の忘年会。座敷で鍋を囲みながら、酒を酌み交わし、会議の話題がアテになって、こんな時は、工務店は、ものづくりの仲間が、一緒に協力してくれてこその工務店だと、素直におもえる、一夜でもある。

今日は、住宅相談会がある今年最後の日曜日で、午前中の30代前半のAさんご夫妻は、両親の仕事を継ぐために、実家に戻り、狭山の田園風景の残る両親の敷地に、家を新築する予定で、平屋のたたき台案をプレゼンしながら、Aさんのご意向を汲みつつ、一緒にあれやこれやと考えて、その場で、平面計画を修正した。

午後からのBさんご家族は、息子さん家族が、東大阪のご両親の実家に戻って、隣り合わせの敷地で、ご両親の家のリフォームと、息子さん家族のコンパクトな新築を計画することになったが、既存の平面図や現況写真やグーグルアースを見ながら、家族が集まって、一緒に話し合う場をもって、方向性を合意しあう事が、相談会の大切テーマだった。リフォームは、その場で、ご両親の意見を聞きながら、簡単な、たたき台になるプランを作成した。

午後からのCさんご家族は、西宮の甲陽園で、土地を購入予定で、かなりの高さのある石積みの上に築30年を超す中古住宅が残っていて、擁壁に入り込んでいるコンクリートのボックス式の駐車場も小さく、ここを新築するのには、擁壁の強度を含めた法的な問題や、解体や基礎など、擁壁が工事をするための弊害となり、予算的な問題も大きくのし掛かるので、リフォームであれば、可能性があるが、新築は、ハードルが高い事を、プロジェクターで、一緒に、ストリートマップに写る現地を確認しながら、いろいろお伝えした。リフォームには不安があり、新築が望みだそうで、建築家と工務店の設計と施工の違いを説明しながら、あれやこれやと一緒に考えた相談会になった。

今週は、12月になり、師走という感覚を、徐々に感じさせる、忘年会と相談会とM1の一週間だった。

投稿者:木村貴一