DIT
こんばんわ。タカノリです。
さて、続々と竣工間近です。
京都Y邸リフォーム工事は本日社内検査がありました。
こちらは施主自らによる塗装。
しかしそこはものづくりに携わっているお施主様。
プロ顔負けのこだわりで、アクセントカラーの効いた
キレイな仕上がりになりました。
特にラワン合板の塗装は最早ラワンの域を超越した仕上がりに。
現場で、「南洋系木材による製作キッチン」と命名されました。
四条畷市T邸新築工事も竣工までもう一息。
頂点のずれた屋根が庭と良い関係で繋がり、一体感が生まれました。
そしてその横の建物ではお施主様兄弟と友人による納屋だった建物の改修。
もとの古民家の雰囲気とセンスが融合し、
DIYの域を逸脱した仕上がりに。
桂離宮をイメージしたという平面的にデザインされた襖が空間に映えています。
こうしてみると建築、特に住宅というのはとても面白く、
プロの手によって最高の素材で隅々までビッシリと仕上がっているのも素晴らしいですが
施主という住まい手が思いを込めて手を入れた建物は
それとはまた違う空間からにじみ出る様な良さがあります。
工務店としてはそういって一緒になって作っていけることは
おそらく最大の醍醐味の一つなんだと実感した一日でした。
by タカノリ