境内社及び諸施設について

春高稲荷社 (はるたかいなりしゃ)

 
 当社は元々片江村素盞鳴尊神社の境内におまつりされていましたが、本社の合祀とともに此処に遷されたのでありますが、東大阪において極めて古いお稲荷さんとして、御神徳まことにあらたかで崇敬される方も大変多いのであります。お稲荷さんというのは、宇賀御魂神(うがのみたまのかみ)、大宮売神(おおみやめのかみ)、猿田彦神(さるだひこのかみ)の三柱を総称して申すのでありますが、その主神は宇賀御魂神(うがのみたまのかみ)即ち伊勢の外宮に鎮座まします、豊受大神で五穀の神でありますと共に広く産業経済の守護神であらせられます。

祖霊殿(それいでん)

 
 祖霊殿には過ぐる大東亜戦争に於いて、当神社氏子地区より戦地に赴き、不幸にも戦死されし方々470余柱の御英霊並びに当神社関係物故功労者を合祀する。旧祖霊殿は、江戸時代中期建設の旧社務所を移築せしものなれば、老朽甚だしく平成5年7月遂に屋根の一部崩落す。そして氏子中より多くの浄財を募り、平成6月春より御造営を始め、平成7年4月29日終戦より50年、遂に現祖霊殿が竣工し、盛大に竣工奉告祭が斎行された。

遥拝所(ようはいじょ)

 
 日本書紀には、天武天皇が天照大神を「望拝」したとあり、古くより伊勢の神宮や、皇室の陵墓、自己の崇敬神社などを遥かに拝む施設であった。左の写真にある石柱二柱は「注連柱(しめばしら)」というものであり、鳥居などの神域を結界するための標であります。ここには「寳祚維永」「昭徳日W」と表に刻まれており、昭和天皇即位の御大典を記念して、昭和3年7月に腹見町の氏子中が所建した旨が裏に記されています。

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